日記– category –
-
「蔵くら」ライブ
8月17日に駒込のクラフト・ビール専門店「蔵くら」(https://www.instagram.com/kurakura.beer/)でライブを行いました。相方の電子ピアノはいつもの筒井一貴さん。プログラムは 1) マリー 『金婚式』2) クライスラー 『クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ』3) コレッリ 『ラ・フォリア』(チェンバロ伴奏)4) ボッケリーニ 『メヌエット』5) クライスラー 『プニヤーニのスタイルによる序奏とアレグロ』6) パラディス 『シチリアーノ』7) パガニーニ 『カンタービレ』8) ... -
オリンピックとそれにからむ政治についてのあれこれ3
(5)経済効果とやらを検証してみる 私は東京にオリンピックを招致する話が持ち上がった時に、「オリンピックなどにお金を使うなら、確実にやってくる関東大震災に備えるべきだ」と主張してきました。「東京に直下型の大地震が起こったら残ったのはオリンピックの施設だけだった」などというブラックジョークすら想像してしまいました。 1)東京都の経済効果の見通しについて オリンピックという錦の御旗があると、インフラに対する投資がやりやすいという側面は否定できません。「耐震化工事」などというと... -
オリンピックとそれにからむ政治についてのあれこれ2
(3)東京オリンピックの招致のいきさつと根本的な問題 長い間、東京オリンピックは「復興オリンピック」と主張され、「未曾有の震災から立ち直った日本を世界にアピールし、被災地再生のシンボルとする」と言われてきました。しかし、東京オリンピックが「いつ」「誰によって」「どのように」招致されるに至ったかはほとんどの人が忘れているのではないでしょうか。 1)東京にオリンピックを誘致することになったのはどのような経緯か 今回のオリンピックの招致を最初に言い出したのは石原慎太郎元都知事で... -
オリンピックとそれにからむ政治についてのあれこれ
オリンピックが「無事」閉幕しました。私自身はまさかこの状況下で本当にオリンピックをやるとは思っていなかったので衝撃なのですが、オリンピックについてあれこれと考えさせられた日々だったことも確かです。感染者が爆発し始めた7月最終週になっても、テレビはオリンピックのオンパレード。相変わらずの「御涙頂戴」の大安売りです。長い間精進し続けた全てのアスリートには最大限の敬意を払いたいと思いますが、それにしても日本および日本国民の情けなさを露呈し続けた日々だったように思います。 (1)... -
ヴァイオリンを弾きたくなった!!
ブログを更新する気持ちになれず、ほったらかしでしたがいくつか取り上げてみようと思います。ひとつは「ヴァイオリンを弾きたくなったこと」お前はプロだろ、という突っ込みはなしにしてください(笑) 僕にとってはとても真剣な話です。これまで15年くらい、実はヴァイオリンを「自分のために」弾くことが苦痛でした。何かを練習しようとすると、常にチェックモードになってしまいます。曲を練習していても、「このフィンガリングなら手の小さいあの生徒は弾けるかな」とか「このボウイングだとあの生徒は難し... -
新型コロナで思ったこと・・・その2
「新型コロナ」で思ったこと(3)感染拡大を防止し損なった政府の方向性の誤り 現在、日本の感染者数、死者数は他の地域に比べて多い方ではありません。その理由としてはさまざななことが言われています(BCGの接種率、国民性、医療保険の問題など)。さまざまな原因が複雑に絡み合った結果だろうとは思いますが、それにしても現在の状況はあまりにもお粗末です。その原因を作ったのは、明らかに政府です。 武漢で感染が拡大した当初に隠蔽を図った中国政府の責任は重大です。しかしそれと同様に、貴重な時間を浪... -
新型コロナで思ったこと・・・その1
(1)私の状況から 緊急事態宣言が4月7日に発出されてから20日が経ちました。61年の人生で感染症によるこれほどの事態は初めてのことです。みなさんの生活にも大きな影響が出ていると思いますが、思うことがあっていくつかのことを書いてみようと思います。ブログを読んでくださっている方はご存知だと思いますが、私は東京の駒込で音楽スタジオを経営しています。経営しているといっても会社組織ではなくあくまで個人事業主です。主にレッスンを行うと同時に、各種の講習会、アンサンブルのレッスン、そし... -
被災者の方には心よりお見舞い申し上げます
東北地方で未曾有の大地震が起こりました。想像を絶する津波被害で、命や日常を突然剥奪された多くの方々のことを思うと、いたたまれなくなります。 千葉や茨城の友人、福島の生徒など、直後は心配でしたが、私の周辺ではさいわいなことに全ての人と連絡がつきました。まだ安否がわからないたくさんの人たちが、1人でも、少しでも早く見つかることを祈っています。 私自身、阪神大震災では被災地で4ヶ月間働いていましたので、映像を見ていてその恐ろしい光景を思い出してしまいました。被災地では、これから過... -
つかの間の休日・・・でもやることは同じ(笑)
公私ともにお世話になっている大三元さんのお誘いで、土曜日に甲斐大泉にあるペンション、ハイム・デ・パウゼにお邪魔させていただきました。大三元さんの会社員時代の同期のご友人を中心にした、総勢20名ほどの集まりです。弦楽器を弾く人あり、クラリネット、ギター、リコーダー、歌、それにプロのシャンソン歌手もまざって、まさに音楽三昧の1日(半日)でした。 以前からお誘いを受けていたのですが、最近の「超多忙」で土曜日が休める日が全くなく、秋の小さなコンサートが流れて空いた隙間に、私に合わせて... -
ジョブズの死
音楽とは直接関係ありませんが・・・ スティーブ・ジョブズが56歳の若さで亡くなりました。アップルのCEOを退いた時、「もう長くはないのでは?」と思ったのですが、それにしても予想以上に早い訃報にびっくりしています。 私が初めてMacを買ったのは、もう20年も前のことです。当時は目が飛び出るほど高かったのですが、中古で何とか購入したマシン(ⅡFX)が、私にとってはMacデビューになりました。それ以来、数えてみるともう7代乗り継いでいることになります。現在は、MacBook Airをメインマシンに... -
東北大震災に思う/歌舞音曲を生業とするもののつぶやき
東北地方を襲った信じられない規模の地震から一週間が経ちました。原発の暴走という大きな問題も発生し、計画停電などを含めて被災地の報道が相対的に減ってきましたが、被災地での厳しい生活は、これからが長い道のりです。 亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると同時に、被災者の方たちの生活が一刻も早く復旧することを切に念じています。 大震災の報道を見ていて、私は16年前の阪神大震災を思い出さずにはおられませんでした。 阪神大震災が発生した時、私の仕事の中心は家庭教師でした。たくさんの生徒に... -
20110328の日記/震災について思う
震災以来、精神的にかなり不安定です。恐らく、日本中のみなさんがそうだと思うのですが・・・ あれこれ考えていて、落ち込んでいる原因がふたつあることに気づきました。ひとつは、阪神大震災の時のことを思い出してしまうこと。直接被災した訳ではありませんが、ほぼ3ヶ月、被災者と一緒に生活をしてそれなりにトラウマを抱えてしまいまい、PTSDのような症状を呈していたこともありました。落ち着いてはいたのですが、避難所の生活をテレビで見ていて、涙がとまらなくなるようなことがあります。これは、解決法... -
今年は静かに咲いています/六義園のしだれ桜
「津波は天罰」だと思っているやんごとなきお方は「花見は自粛しろ」だそうですが、あの方にだけは言われたくないと思うのはわたしだけ? 六義園のしだれ桜は、今日あたりからが見頃です。ここ数年はとても有名になって、連日ニュースショーで紹介されていたので、この時期になると本郷通りが観光バスの駐車場のようになっていましたが、今年はとても少ないです。 毎年人気のライトアップも中止。もちろん、電気のことを考えるとやむを得ないかもしれませんが、やはりなんとなく寂しいものですね。被災地に咲く桜... -
玉木宏樹さんを悼む
作曲家でヴァイオリニスト(というより「純正律研究所」を主宰している、と言った方がいいだろう)の玉木宏樹さんが亡くなられた。まだ68歳。もっともっと活躍して欲しかったと思う気持ちでいっぱいだ。 氏とは、生前に何度かお会いした。とはいえ、ゆっくりお話をしたのは1回だけだが。音楽業界では異端児扱いされていたが、その知識量と実力は、遺された多くの曲や学習者用の楽譜を見ればわかる。極めつけの「頑固者」だったが、敢えて「過激派」を装っていた面もあるのではないかと思う。「世の中のヴァイオ... -
飲み屋でアンサンブルの極意を見た
最近、名古屋で行きつけの店ができました。隔週の名古屋のレッスンは、金曜の午後/夜と土曜日です。土曜日は名古屋の生徒と食事をするのが恒例なのですが、問題は金曜日。ひとりで食事ができる(飲める、とも言う)安くてよい店はなかなかありません。金曜日に泊まり始めた当初は、ホテルのそばに王将やマックしかなく、ホテルで寂しくビール、ということもありましたが、昨年の暮れに名古屋の生徒が見つけてくれたお店(一位/http://r.tabelog.com/aichi/A2301/A230102/23000898/)がとっても気に入ってしまい... -
新しいiPadと音楽にまつわるデジタル化の話
今日(8日)未明に、Appleから新しいiPadの発表がありました。最近、音楽関係のデジタル化についていろいろと考えさせられているので、どんなものが出るのか、私も興味を持っていました。 私のスタジオは、アップル率100%。私が仕事に使っているMacBook Air、お手伝いに来てくれている生徒が使っているのがiMac、予備機は、私が以前使っていたMacBook、そして、iPhoneです。最近は、コピー機も無線でつないであって、作った楽譜もワンタッチでプリントできる、とてもよい環境になっています。テーマは、「iPadで... -
想像力と創造力
私は、美味しいものを食べるのが好きです。小さい頃から料理をやった(やらされた?)こともあり、料理は大好き。美味しいものを食べると、幸せな気分になります。 一頃、食べ歩きにはまっていました。 あちこちのレストランに足を運んで、たくさんのシェフの料理を食べました。一昔前に比べて、東京のレストランの質はとても上がっていると思います。特に、バブルの時代以降に成長した若いシェフ(主に30歳代)の中に、「これは!」と思う料理を食べさせてくれる人が多いように思います。 ところが、ある時期から... -
六義園のしだれ桜
仕事場である私のスタジオは、JR山手線駒込駅のちかくにあります。駒込駅は、山手線の中では超ローカルな駅で(笑)、南北線ができるまでは乗降客数もとっても少なかったのです。私も、17年前にこちらに引っ越して来た時には「駒込って、人が住むところ?」(なんと失礼な/汗)くらいに思っていました。ところが、住めば都とはよく言ったもので、すんでみるととてもよい街であると思うようになりました。 駒込駅近くに、六義園があります。六義園は、元禄時代に柳沢吉保が作った庭園です。2万7千坪ほどの土地に... -
洗濯機がこわれた! みなさんもヒートテックに注意しましょう
先日、洗濯機が壊れました。しばらくおかしな音が聞こえていたのですが、とうとうご臨終・・スイッチを入れるとすぐに止まり、エラーコードがでます。取扱説明書にも出ていないコードで、サービスセンターに電話。修理に来ていただきました。 修理に来た技術者は、かなりベテランでとっても詳しい方でした。いろいろとお話をさせていただいて、最近の洗濯機事情に少し詳しくなりました。そして、故障した原因も・・・私が特に不注意なのかもしれませんが、知らない方もいるのではないかと思い、ご報告。 ● 故障の... -
今年もどうぞよろしくお願い致します/仕事始めの日
新年になりました。ウェブのご挨拶のとおり、昨年はいろいろと不本意な年でしたが、今年は良い年にしたいと思っています。みなさんにとっても、2010年が実り多い年になりますことを願っております。 今年は仕事始めが4日でした。ここ数年、2日とか3日とかに最初のレッスンをする、というとんでもない状態でしたが、今年は少し楽をさせてもらいました。年末年始にいろいろなことがあったのですが、体は休養をとることができました。 初日からびっしりのレッスンでしたが、私はレッスンをしていてストレスをため... -
恥ずかしい話ですが…
お酒が好きな私は、酒にまつわる失敗をよくします。最近でこそ無茶な飲み方をしないのでほとんど失敗はなかったのですが、久々にやってしまいました。 数日前のこと。ちょっと美味しいお店に行って、料理とワインを楽しみました。普段はワインは赤に決めていて、ボトル1本から1本半くらいは平気で飲むのですが、この日は料理との兼ね合いで最初に白ワインを飲みました。ご一緒させていただいた方達があまり飲まないので、1人で「ぐびぐび」。そのあと、お待ちかねの赤でまた「ぐびぐび」。かなり疲れていたらし... -
「ブルーマン」日本公演
六本木の専用「インボイス劇場」で行なわれている「ブルーマン」の日本公演を見に行きました。昔、暇だった頃は、映画や演劇をかなり頻繁に見に行っていたのですが、ここ数年は時間的にも精神的にも余裕がなく、こうした「文化的活動(笑)」からは足が遠のいていました。 何故「ブルーマン」を見に行こうかと思ったのかと言うと・・・・ 実は、毎朝楽しみにしているテレビ番組があります。NHK教育テレビの幼児向け番組「ピタゴラスイッチ」です。これがなかなか面白い。8時10分になるとニュースから「ピタゴラス... -
音楽と関係ない本の話
読書をする習慣を手放してしまってどのくらい経つでしょうか。 もともとは活字人間で、新聞と何種類かの週刊誌、小説などは手放せないものでした。しかし、仕事が忙しくなると小説を読む習慣を完全に失ってしまいました。読まなくてはならない本や資料は山のようにあり、活字を目にする時間ができると、どうしてもそちらを優先せざるを得ないのです。 ところが、最近になって読書の習慣が復活しつつあります。その理由は「頭が疲れた」ことにあるのではないかと思います。読んでいるものは、いずれも「やわらかい... -
虫が怖い話
先日のレッスンのことです。 ある生徒が、肩も首も背中も前面も「ガチガチ」に力が入った状態でやってきました。仕事のストレスで体が固まってしまうことが多いので、レッスン前に体を緩めることもしばしばなのですが、それにしてもひどい「懲り」です。 「どうしたの?」「蝉が・・・」「???」 この生徒は、大の虫嫌い。ゴキブリが恐い、ということは聞いていました。すでに「死体」になっていてもダメだそうで、「片付けてもらうのにお父さんを呼んだ」という話をしていたこともあります。ところが、嫌いなの... -
駒込駅のこと
今日は、「昔てっちゃん」の話題です。 私のスタジオは、JR山手線の駒込駅のそばにあります。今年は駒込駅ができて100年ですが、駒込近辺に引っ越してくるまではとてもなじみの薄い駅でした。駅の両側は高台になっているのですが、線路に向かう斜面には一面にあじさいが植えられていて、シーズンには見事な見物になります。 さて、山手線の駅で「ローカルな」感じがする、印象が薄い駅はどこでしょうか。多くの人が上げるのが、鴬谷、田町、大崎、新大久保、そして駒込でしょう。これらの駅に共通するのは、大崎と... -
飲食店と音楽家
ここのところ、飲食店と音楽家の同質性について考えさせられています。 異論はたくさんあるでしょうが、思っていることを書いてみようと思います。 これまで要請を厳密に守ってきた多くの飲食店の中に、やむに止まれず酒類の提供を始めたところがあることは盛んに報道されていますのでご存知だと思います。私の知っている(良く行っている/行っていた)飲食店の中でも、今回の延長を期に形はいろいろありますが「要請に厳密には従わない」ことを決めたところがいくつかあります。パターンはいくつかに分かれます... -
たまには料理のお話(白身魚のラグー・パスタ)
たっぷりのオリーブオイルにスライスしたニンニクを投入。中火でよく火を通します 普段、夕食は仕事が終わって帰ってから作ります。仕事が終わるのが22時ごろのことが多いので、帰宅(通勤時間10分)してから料理。かけられる時間は2、30分しかありません。煮物や冷製などは朝作ってしまうのですが、じっくりと料理ができないのは結構悲しいものがあります。料理すること、美味しいものを食べることは、普段のストレス発散だったり、楽しみだったりするからです。 料理をする楽しみは、音楽のそれに似ていま... -
多喜先生のこと
ピアニストで名教師であった多喜(宇野)靖美先生が亡くなられました。私より数歳上という若さで・・・あまりに早い、と無念で仕方ありません。多喜先生は私にとって精神的な支柱でもありました。心よりご冥福をお祈りするとともに、自分の頭を整理するためにも、多喜先生のことを少し書いてみようと思います。 多喜さん(この後、多喜さんと書かせていただきます)と初めてお会いしたのは、今から40年近く前のことです。当時アンサンブルを組んでいた桐朋卒のピアニストが多喜さんと桐朋の同級生で、そのご縁... -
AIとヴァイオリン
高校の同期会で、日本のAIの第一人者である松原仁函館未来大学教授と少しお話をすることができました。普段から活躍ぶりをFacebookや報道などで見ていたのですが、私もとても興味がある分野で、話ができることをとても楽しみにしていました。宴席でのことですから、もちろん真面目な議論(議論なんかできるわけないですね/笑)ではありませんが、少しばかり興味深いことがありました。 AIが日本(だけでなく海外でも)で大注目されるようになったきっかけは、昨年、グーグルが開発している人工知能が韓国のト... -
カリグラフィーと音楽〜〜模倣とイメージ
カリグラフィーにハマっている生徒がいます。綺麗に書かれた文字は、それだけで芸術作品とも言えるほど美しいものです。中世の楽譜では盛んに使われていました(画像はこちら)。この生徒も、古い音楽が好きなので最初は楽譜の文字に憧れたのかもしれません。 そんな生徒が、インスタグラムに「お手本」と「自分のもの」の写真を載せていました。まだ始めたばかりなので試行錯誤の連続だということですが、それを見てふと思いました。「この違いはなんなんだろう」左がお手本、右が生徒のものです。「G... -
レッスンの友社の廃業に思う
報道によると、レッスンの友社が廃業するようだ。 東京商工リサーチ 方針の違いから社長と「大げんか」をして中途半端な形で止めたとはいえ、「ストリング」誌に連載を書かせていただいて大いにお世話になった会社だ。大山さんの楽譜も出版されている。残念でならない。 近年の不況の中で、音楽出版はどこも非常に厳しい状況に置かれている。音楽之友社のような老舗ですら、経営が危ぶまれている。インターネットの発達などの外的要因も大きい。音楽文化を担って来た存在が存亡の危機にあるのは、レッスンの友社だ... -
さくらの杜コンサート(8月27日)
久しぶりに、赤羽の老健施設「さくらの杜」を訪れました。相方のKEI先生は隔月で通っているそうですが、私は半年ぶりくらいでしょうか。 8月27日のプログラム ●夏の思い出●ユモレスク●夏のメドレー●アンダルシアのロマンス●ムーンリバー●浜辺の歌●チャールダッシュ コンサートはいつものスタイルで、日本の歌は私がヴァイオリンを弾いて客席を歩き回り、KEI先生はマイクを持ってこれはと思う入所者に歌ってもらいます。明らかに言語を失っている方でも、ヴァイオリンを近くで弾いていると、一生懸命身体を動か... -
サラサーテ第54号
「読譜力を鍛える」と題した連載を執筆中のサラサーテですが、第54号が発売になりました。今回は、同時に「楽譜、楽語の読み方」という特集の執筆も担当しました。特集は、作曲家の笠松泰洋さんとの分担執筆です。笠松さんは作曲家の立場から楽譜を「どう捉えてほしいか」という視点で、私は「楽語を理解するにはどうするか」という内容で執筆しました。笠松さんとは、実は東京大学のオーケストラの同期生でした。彼はオーボエ吹きでしたが、「作曲家になる」と決めていて、大学では美学を、そして当時から三善... -
春日部市立病院ロビーコンサート
10日は、春日部市立病院でのロビーコンサートに行ってきました。演目は・・・8月のコンサートから間がなかったこともあり、8月のコンサートからの持ち越しが中心でした。プログラム夏の思い出スーベニール(ドルドラ)少年時代夏のメドレーアンダルシアのロマンス(サラサーテ)サマータイスの瞑想曲(マスネ)赤とんぼこのコンサート用の打ち合わせをしていた時には、まだまだ猛暑続き。気象庁の発表でも「10月まで残暑」などと報道されていましたので、「まだ夏のプログラムがいいよね」という雰囲気だった... -
アンサンブル合宿終了/生徒たちと偉大なる「音楽の虫」との最高の2日間
恒例の山中湖アンサンブル合宿が終わりました。今年は、講師にチェロの津留崎直紀さんをお迎えして、レッスンに、遊びに、と、とても充実した2日間になりました。生徒たちも満足してもらえたのではないかと思います。(写真は、津留崎さんと私以外は加工してあります) そもそも、こんな合宿を始めたのは2004年のことですから、今年はちょうど10回目にあたります。合宿を始めたのは、なかなかアンサンブルをする機会がないレイトスターターにカルテットの体験をさせたい、ということが一番の理由でした。しかし... -
オーケストラCONSONO第4回定期演奏会を終わって
10月14日に、CONSONOの第4回定期演奏会を、無事、終えることができました。ご来場くださったみなさまに、御礼申し上げます。 1週間前のリハーサルから、野平さんのピアノには圧倒されました。練習会場のあまり良くないピアノが、まるでベーゼンか、というような響きがする。左の分散和音がちゃんとつながって聞こえるのに、右手の細かい動きが全く濁らないのです。休憩時間に野平さんが練習している時、思わず足下をじっと見つめてしまいました。指揮者がピアノの下を覗き込んでいる図は、ちょっと変だっ... -
芝えび、芝えび、芝えび
阪急阪神ホテルの食品偽装がきっかけで、いくつものホテルでの「偽装」が明るみに出ています。この国の常ですが、何かがあると、同じような問題が次々に明らかになる。「みんなでわたれば怖くない」なのか、「今言っておかないと後でやばい」なのかはわかりませんが、同時期に明るみになる構造には、少しうんざりしています。しかし、今日はそんな、社会面的な問題を取り上げる気はさらさなく・・・・「芝えび」です。「中華料理では、小さなエビを芝えびと呼ぶのが普通だ」という阪急阪神ホテルの調理人の言うこ... -
元気をもらった小さなコンサートのお話
8月10日に、母親の傘寿(さんじゅ)を祝うコンサートがありました。60年に渡ってピアノを教えて来た人ですから、生徒の数も半端なものではありませんが、今回は幹事さんの世代(40代)より若手を中心に、40人ほど(演奏したのは20人ほど)で企画し、それに私たち兄弟も参加させていただきました。私はへそ曲がりで、「生徒は先生を越えるのが当たり前」「生徒はどこかで突き放すべきで、いつまでも頼られてはいけない」などと普段から公言していますが、いろいろなことを考えさせられたコンサートでした。 ... -
アズール弦楽合奏団第5回演奏会
昨日(9月7日)、アズール弦楽合奏団の第5回演奏会を無事終了することができました。ご来場下さった方には、心より御礼申し上げます。アズールは、パソコン通信のニフティ時代に「レイトスターターにオーケストラを体験してもらう」ために活動をしていた「ドレ会」を基に、2000年から活動を続けている合奏団です。子どもの頃から楽器に親しんだ人はほとんどおらず、40代、50代で初めて楽器を持った人もいます。それでも、私の厳しい要求に、少しずつですが前進しています。 パーセル:「アブデラザール組曲... -
ストリングス・アズールの再出発
4月以来、忙しさと体調の問題で、ホームページやブログの更新が滞っておりました。少し落ち着きましたので、ペースを取り戻したいと思っています。 今日の話題は、ストリングス・アズールについてです。7月にコンサートを行ったのですが、9月から、体制を新たにして、再出発をします。 アズールは、12年前にFCLA(パソコン通信の音楽フォーラム)で行われていた「ドレ会」を発展的に解消して作ったアンサンブルでした。ドレ会は、いわば「進化しないオーケストラ」で、レイトスターターを集めてアンサン... -
春日部市立病院ロビーコンサート
昨日は、春日部市立病院でロビーコンサートを行ないました。 「何故春日部?」なのですが・・・ このコンサート、この病院に勤めている看護師さん(というには役職が高い人なのですが)が、一緒に演奏しているピアノのKEI先生のお友達、という関係で始めたものです。以前は違う病院(都内でもっと近くでした)だったのですが、この看護師さんが転勤されて、私たちも引っ越しをしました。 こうしたコンサートではトークも大切 病院や老人施設でのコンサートは、もう15年くらい続いています。基本的には、「弾いて聞... -
子どものためのコンサート@日立市
今日は、日立市の「すえひろ児童館」で、子どものためのコンサートがありました。日立市で児童館に勤めている方の紹介で、日立市の児童館には以前もお邪魔したことがありましたが、今回は以前とは別の児童館です。 この児童館、開設が1971年ととても古く、建物もそのままです。しかし、東日本大震災にも耐えた建物で、親子二世代で利用している、という方もいらっしゃるそうです。(写真を撮ってくるのを忘れました・・・残念) 今日は、途中に休憩を入れて1時間半のコンサートです。子どもたちが長時間「持つ」... -
体罰について思う/スポーツ界だけの問題だけではない・・・指導者の想像力の欠如
体罰を受けた生徒が自殺し、ニュースワイドショーなどでは「体罰反対」の報道が溢れています。体罰容認派として有名だった橋下大阪市長まで「考えが甘かった」と、体罰反対の姿勢を明らかにしています。(「脱原発」もあっさり放り出した橋下市長です。今回の「体罰反対」も世論を気にした人気取りの思いつきでしょうから、そのうち「撤回」するのじゃないかと思いますが。)今回の報道を見ていて愕然としたのは、「負けると殴られる。失敗すると殴られる」という生徒の証言でした。負けたことを、自分の指導が悪... -
春日部市立病院コンサート
すでに旧聞になってしまいましたが・・・忙しさとインフルエンザ(なんと、診断されたのは生まれて始めて!)で、更新するチャンスがありませんでした。1月29日に行った、春日部市立病院でのコンサートです。 プログラム これは「冬ソナ」かな。一生懸命楽譜をみている(汗) +最初から今まで+ヴィーン奇想曲+冬のメドレー+早春賦+チャールダッシュ+カンタービレ+春よ来い 例によって、一緒に歌って楽しんでいただいた45分間でしたが・・・ はっきりいって、あまり良い出来とは言いがたいものでした。... -
動く絨毯の怪
めっきり涼しくなりましたが、ちょっとばかり怖い話をひとつ・・・その不思議な現象に気づいたのは、もうだいぶ前の話です。私のレッスンスタジオの真ん中、ちょうど生徒が立つ位置ほどに、カーペットが敷いてあります。もともとはホット・カーペットだったのですが、暖める部分が壊れてしまい、今はたんなる絨毯と化しています。この絨毯、何故か、毎日「歩く」のです・・・最初の写真は定位置。譜面台の前に生徒が立つ時に、カーペットの端にちょうど足が来るように敷かれています。それが、ふと気づくと、二枚... -
ヴァイオリンを弾こう、という気持ち
旧聞になってしまいましたが・・・ 去る6月21日に、スタジオでライブを行いました。突然、こうした催しをやるつもりになったのには、大きな理由があります。 この3年ほど、さまざまなことがあって心身ともに非常につらい状態でした。すぐに復活するかと思っていたのですが、なかなか浮上のきっかけがつかめません。そんなときに、昨年夏、弟とトリオを弾いて、心から楽しめたことを思い出しました。自分にとって何が一番大切なのか、これからどうしたいのか。3ヶ月ほど悩んで、「よし、ヴァイオリンを弾こう... -
2016年を迎えて
新しい年になりました。今年もよろしくお願いいたします。昨年は、私にとって大きな転換点となる年になりました。この歳でこんな思いをするとは想像もしていなかったのですが、まだまだくたびれるには早すぎる、と決意を新たにしています。思えば、ヴァイオリンを教えることを本業にして以来、さまざまな出来事がありました。当初はレイトスターターを教えることで目一杯だったのですが、身体の使い方だけでなく、演奏をじっくりと考える時間があったことはとても幸運だったと思います。資料や楽譜、音源を聴いて... -
恵方巻き
いつものように、買い物に池袋の西武デパートに行きました。今日は築地の市休日なのでお魚は期待していなかったのですが、どこもかしこも恵方巻きだらけでびっくり。あまりの恵方巻きだらけに、B1の惣菜売り場(普段はB2の生鮮食品しか見ません)も見物に行きました。やはり、恵方巻きだらけ・・・いつからこんなになったのか、それとも私が知らなかっただけなのか・・・ といっても、惣菜売り場には、洋食の店、トンカツなどの揚げ物の店、エスニックの店など、さまざまな種類の店があります。さて、どんな... -
人工知能とヴァイオリン
グーグル傘下のベンチャーが開発した「アルファ碁」が世界ランク5位のイ・セドル九段に4勝1敗で勝ち越したことは皆さんもご存知だと思います。(毎日オンラインの記事) トヨタのヴァイオリンロボット。なかなかのものですね。 私は囲碁が大好きで、昔は武宮正樹さんの「宇宙流」「自然流」のファンでした。じっくり勉強する時間がなく、なかなか相手もいなかったのでもっぱら新聞の囲碁欄が楽しみだったのですが、武宮さんが出てくると時々ならべてみたりもしていました。関西棋院の新聞での段位判定も初... -
3度目のクレモナはお祭りとハプニングに迎えられました!!
発表会が終わって二日後にクレモナに。3週間ほど史上初めて(当社比)の忙しさだったので、飛行機の中は寝っぱなしで、さっそく時差ぼけを味わってます(時差ぼけ、というより、寝すぎて眠りが浅かった)。今回も製作者の高橋さんに全てお膳立てをしていただいて、とても忙しい日々を送れそうです。 クレモナに着いてホテルまで歩いて案内してもらったら、なんとクレモナは「欧州の食祭り」の最終日。メインストリートにずらーーーーーと屋台が並んで、すごい人出です。「打ち合わせ」という名目で、屋台を見...
12