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オーケストラCONSONOのコンサートまであと1週間!!
来る22日に、オーケストラCONSONOの初めての演奏会があります。私の活動をご存知の方なら、発表会もずっと「CONSONO21」という名前で行なってきましたので、この名前にピンと来たはずです。 ------------ Orchestra CONSONO 1st Concert ------------- W. A. Mozart Symphony No. 41 in C Major, K.551 F. J. Haydn Cello Concerto No. 1 in C Major, Hob. VIIb/1 L. v. Beethoven Symphony No. 5 in C minor, op.67 チェロ独奏 津留崎直紀指揮 柏木真樹 1月22日(日)13:30 開場 1... -
オーケストラCONSONOの練習
1月の演奏会に向けた練習が、いよいよ先週の日曜日から始まりました。フルオーケストラのコンサートを初めから責任を持つのは初めてですが、自分で思っていたほどの緊張はありません。これまで20年間、ずっと「やろう」と思っていたことができるのですから、期待が何よりも大きいからでしょう。 私がこだわっているのは、「当たり前のことを当たり前に演奏する」ということです。アマチュア時代を含めて、30年間オーケストラというものに関わってきて、ずっと感じてきた不満や疑問を自分の手で解消できる... -
Orchestra CONSONO 第一回演奏会を終えて
昨日、表記の演奏会が終了しました。ご来場くださった方々には、こころより御礼申し上げます。 予想以上のお客様に来ていただいて、会場は7割の入り。このくらいだと、見た感じは「しっかり入っている」です。初めてのコンサートなのに、会場に来ていただいたたくさんのお客様を見て、少し胸が詰まりました。 コンサート自体は、面白いと感じて下さった方が多かったように思います。特に、ベートーヴェンは、かなり型破りな作りでしたので、びっくりされた方も多いでしょう。 津留崎さんのハイドンは、まさに「津... -
オーケストラCONSONO第2回演奏会を終えて
10月28日、オーケストラCONSONO第2回演奏会が無事に終了しました。ご来場くださった皆様に心より御礼申し上げます。また、共演してくださったピアニストの松本あすかさん、そして、一緒にコンサートを作ったCONSONOのメンバーひとりひとりに、感謝いたします。反省点はたくさんありますが、良いコンサートになったと思います。 2曲目のピアノコンチェルトでは、初めて、ピアノコンチェルトで「アンサンブルをしている」という感覚を持つことができました。オーケストラとピアノが一体になって音楽を創る楽しみを... -
東京グリーン交響楽団定期演奏会
11月3日、弦楽器のトレーナーをさせていただいている東京グリーン交響楽団の定期演奏会がありました。指揮は栗田博文さん、プログラムは ベートーヴェン:「コリオラン」序曲 モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」 サンサーンス:交響曲第3番「オルガン付き」 アンコール:ドヴォルザーク:スラヴ舞曲より第1番 グリーン交響楽団のトレーナーをさせていただいてすでに5年になります。私がトレーナーになった当初は弦楽器の団員が少なく、ヴァイオリンが2人、なんていう練習になってしまったこともあり... -
アズールの演奏会まで2週間
3月6日 アズールの演奏会まで、あと2週間になりました。一昨年の8月に練習を始めてから、すでに1年半が経過しています。「長いなぁ」と思っていましたが、近づくにつれて「もっと練習させたい」と思うように・・・いつものことですが、やることは尽きません。 アズールの練習は隔週です。まだのんびりしている時期は、練習でやったことが次の練習ではきれいさっぱり「リセット」されていることも少なくありません(苦笑)。できるだけ身に付くように、少しずつ、少しずつ要求を引き上げていくのですが、... -
明日はグリーンの定期演奏会/東京グリーン交響楽団のトレーナーを退任します
身辺多事で、なかなか更新できませんでした。 明日は、東京グリーン交響楽団のコンサートですが、まる5年以上続けてきたトレーナーを、今回11月20日の演奏会をもって退任します。私の勝手な都合でまことに心苦しい限りですが、みなさんにはご了解をいただきました。 そもそもこのオーケストラのトレーナーに就任したのは、まったくの偶然からでした。私のようなプロのオーケストラ奏者としての経験がほとんどないものが企業オケのトレーナーになるなどということは珍しいことですが、それなりに役目は果たせた... -
東京グリーン交響楽団定期演奏会
・11月18日 私にとって最後の東京グリーン交響楽団の演奏会がありました。指揮は栗田博文さん。曲目は、ベートーヴェンの7番、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」組曲よりの抜粋です。アンコールは、ハチャトリアンの「仮面舞踏会」より「ワルツ」。 ベートーヴェンの7番は私にとっては特別な曲です。大学に入って初めて出演したジュネスのコンサートがこの曲(井上道義さん指揮:3楽章で居残りソロを弾いてしまうという大波乱付き/苦笑)。6年間務めさせていただいたトレーナーの最後にこの曲が当た... -
4月3日 アズール始動
3月21日にコンサートが終ったばかりですが、今日からアズールの「新学期」が始まりました。練習会場に着いて、まずびっくり。コンサート2週後の初練習なのですが、全員が出席です。 学生時代からアマチュアのオーケストラにはたくさん関わってきましたが、演奏会後の初練習でメンバーが全員そろって出席、という光景を見たのは初めてかも知れません。アズールは出発点が「演奏会を目標にしないオーケストラ」でしたので練習そのものに意味があるのですが、それにしても何人かは「脱落」するだろうと思っていまし... -
ストリングス・アズールの再出発
4月以来、忙しさと体調の問題で、ホームページやブログの更新が滞っておりました。少し落ち着きましたので、ペースを取り戻したいと思っています。 今日の話題は、ストリングス・アズールについてです。7月にコンサートを行ったのですが、9月から、体制を新たにして、再出発をします。 アズールは、12年前にFCLA(パソコン通信の音楽フォーラム)で行われていた「ドレ会」を発展的に解消して作ったアンサンブルでした。ドレ会は、いわば「進化しないオーケストラ」で、レイトスターターを集めてアンサン... -
2013年を迎えて/今年を大きな進化の年とするために
2013年になりました。時が経つのは速いもので、ミレニアムからすでに干支が一回りしてしまいました。昨年も、多くの方々に助けられて、無事に1年間、仕事を続けることができました。私を支えてくださったすべての方に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。今年も、昨年より一層よい仕事ができるようにがんばりたいと思っています。変わらぬご厚情のほど、よろしくお願いいたします。 思えば、リーマンショック、東日本大震災と、音楽業界にとっては「超逆風」が続きました。音楽之友社の経営難、レッスンの友... -
オーケストラCONSONO 第3回演奏会のお知らせ
私が指揮者をさせていただいている、オーケストラCONSONOの演奏会のお知らせです。日時:2013年4月20日(土) 13:30開場 14:00開演会場 第一生命ホール(地下鉄大江戸線 かちどき駅下車)入場料 100円(コンサート後に、「よかった」と思われた方に協賛金をお願いしています)曲目 モーツァルト 「魔笛」序曲 ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲二長調 ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」ヴァイオリン独奏:三浦章宏(東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター... -
アズールの成長ぶり
発表会後、初めてのアズールの練習日。発表会の感想にも書いたのですが、この一年のアズールの成長振りには、正直言って驚いています。特に、バロックを徹底的に練習したことで、皆さんの弓のスピードが本当に速くなりました。これは貴重な財産になるはずです。音の立ち上がりと弓のスピードがアマチュアの演奏で最大の問題点と言ってもよいと思いますが、アズールの皆さんのレヴェルで(失礼!)このくらいのことができると、これからが楽しみだと思います。 今回からは、エマニュエル・バッハのシンフォニアとエ... -
グリーン交響楽団の次回の練習が始まりました
グリーン交響楽団の次回の練習が始まりました。今回は、ベートーヴェンの第二番、シベリウスの第二番、カバレフスキー「道化師」抜粋というプログラムです。12月3日の演奏会に向けて、また頑張って練習したいと思います。今回は、譜読みを兼ねた弦楽器の分奏でした。前回のような「わかりにくい」曲はないのですが、どちらのシンフォニーも難曲です。じっくりと練習に取り組む必要がありそうです。 前回の演奏会で新しく入られたヴァイオリンの方たちが定着し、中核となるメンバーが安定しつつあるように思います... -
グリーンの初合奏
グリーンの初合奏です。前回の練習時に入団されたヴァイオリンの方たちが定着し、待望のコントラバスも参加して、前回より合奏らしい状態でスタートです。より良い演奏をして、もっと弦楽器の参加者が増えてくれると嬉しいですね。 -
パート
しかし、暑いですね。昨日も、レッスンが終わって10時頃に外に出た時、もう涼しいだろうと思っていたら・・・体に悪いとは思いながら、一日中クーラーを入れている状態です。アスファルトが熱を持っているのでしょうか、とにかく道を歩くと熱風を感じます。 今日はアズールの練習日。大体、出席率は悪くない合奏団なのですが、今日は久しぶりにチェロ以外の全員が集まりました。始めた頃から考えると、人数も増えて、ずいぶんしっかりとしてきたと思います。これで、チェロが増えてくれると良いのですが・・・グリ... -
オケの後は反省会
グリーンの実質最後の練習。問題点はたくさん残っていますが、最初に「どうしようか」と思った状態は、なんとか脱したと思います。あとは当日まで個人的に解決すべきところが向上すれば、楽しい演奏会にすることができるでしょう。 グリーンの皆さんは、練習後に「反省会」をやる習慣がありません。アマチュアだった頃の自分を考えると信じられないのですが、練習が日曜日だということと、お子さんのいる方が多いということもその理由の一つかもしれません。ところが、ここ数回、必ず何人かのメンバーと「反省会」... -
未熟さ
グリーンの本番が終わりました。オーケストラはとてもよい出来だったと思います。練習でやってきたことが、少しずつ身についている感じですね。私としては・・とんでもない経験するはめになってしまいました。珍しい本番前なので、前日からお休みにして準備をしていたのですが・・ ソロを弾くために楽器をわざわざ借りてきたのですが、シェヘラザードが始まってから楽器にトラブルが。突然、チューニングが狂ってしまい、それに気づかずソロに突入するという失態を演じてしまいました。動転したということもありま... -
グリーンの練習が始まりました
久しぶりに、東京グリーン交響楽団の練習です。今日から来年2月のサントリーホールでの定期演奏会に向けて、長丁場の練習が始まりました。曲は、ショスタコーヴィッチの第5番「革命」がメインです。 私がこのオーケストラに呼んでいただいたときから比べると、かなり弦楽器の状態が良くなってきました。最初の分奏から、ファーストヴァイオリンが4プルト、コントラバスも3人います。二年前は、ファースト二人、コントラバス0だったのですから、大きな変化です。 今日は「譜読み」ということだったので、練習... -
待望のチェロの新人
今日はアズールの練習日。なんと、チェロの見学者が二人! 現状は、大ベテランとはいえ、団員が一人だけですので、ヴァイオリン(6人ずつ)に比べてどうしても少ないのですが・・・お一人は入団が決まったようです。なんと、フランス語の先生。これからいろいろ助けていただけそうです。 -
来週は年内最後の理論講座です
グリーンの本番も二ヶ月後になりました。今回も難曲でまだまだ苦しんでいるところです。弦楽器のメンバーが少し増えたので、音はやや安定してきたかもしれません。来月は二度分奏がありますので、少し整理ができるのではないかと思います。 来週は年内最後の理論講座です。内容的にはかなりのものになっていると思いますが、来年もさらにグレードアップしたものを企画したいと思っています。 -
腕を長く使うこと
グリーンの練習の後、「暑気払い」がありました。会場は日比谷のレストラン。立食形式だったので、途中から楽器が登場! ひょんなことから、腕を長く使う話、チェロバージョンになりました。実際にチェロの方を「実験台」にして、音やヴィブラートのチェックです。結果は、やはり腕を長く使うことが相当効果的であることがわかりました。 オーケストラに参加していらっしゃる方たち、みなさん大変熱心なのですが、オーケストラだけだとどうしても個人的な向上が難しい面があります。もちろん、どのような技術でも... -
アズールの練習は一列で輪にならびます
アズールに、ヴィオラの見学者がいらっしゃいました。前回見学に来られたチェロの方も一名入団されて、少しバランスが改善されました。ヴァイオリンで参加したい方が何人かいらっしゃるのですが、もう1名ずつヴィオラとチェロが増えたら、少し増員を考えてもよいかもしれません。 アズールは、練習の時は必ず一列で輪になります。アンサンブルに慣れていないメンバーが、できるだけフラットな立場で全員と姿勢を合わせられるように、という配慮からなのですが、現状(ヴァイオリン12人)でももう限界かもしれませ... -
積み重ねになるオケ練習
午前中、グリーンの分奏がありました。今日はヴァイオリンの参加者が少なかったのが残念ですが、ヴィオラはほとんどフルメンバーです。 ベートーヴェンとシベリウスという、同じ調性の全く異なるタイプの曲をどのように理解して演奏するか、ということが、今回の演奏会での大きな課題です。できるだけ、時代や作曲家を考慮した奏法、音程などを理解していただこうと考えていますが、技術的にも難曲で、「体育会系トレーニング」も必要になりそうです。 グリーンの弦楽器についての最大の問題は、今までは演奏会ご... -
山中湖のアンサンブル合宿
今日から二泊三日で、アズール有志、名古屋の生徒さんたちと、山中湖のペンションセロでアンサンブルの合宿です。アンサンブル合宿は、昨年試験的に行ってみてとても好評だったのですが、今年は実は時間的な問題で諦めていました。しかし、アズールの有志がどうしてもやりたい、ということで、名古屋の生徒さんたちを加え、なんとか調整をして、合宿ができることになりました。 レイトスターターのみなさんは、アンサンブル、特にカルテットなどの人数の少ないアンサンブルがとてもハードルが高いものだと思ってい... -
合宿終了
二泊三日の「ハードな」合宿が終わりました。昨日は、二日間の練習の成果を、ペンションのホール(とても素敵なホールなんです)でアンサンブル大会を行いました。カルテットやレッスンでのデュエット以外のアンサンブルが初めて、という名古屋組も、アズールでの弦楽合奏以外のアンサンブルが初めて、というメンバーも、全員がカルテットなどを楽しみました。 昨年もそうでしたが、カルテットなどの「少人数の」アンサンブルをみなさんが弾いているところを見ていると、本当に楽しそうです。特に練習を見ていると... -
アズールの練習日
体の事情などで、アズールのヴァイオリンのメンバーが二人ほど、休団することになってしまいました。ヴィオラとチェロに新人が入ったので、少し余裕ができたところだったのですが。ヴァイオリンは入団待ちをしている方がいらっしゃるので、その方達に参加していただくことになりそうです。 不評だった(苦笑)エマニュエル・バッハはお休み(あくまで、お休みと言い張る私・・笑)で、大バッハとモーツァルトを課題にします -
アズールに新しい団員が増えました
アズールに、新しいヴィオラのメンバーが加わりました。このところ、チェロやヴィオラに団員が増え、バランスが取れた形になりました。とてもうれしいことです。 設団以来、特に独自の演奏会を持たずに来たことと、オーケストラの経験を持つメンバーが少ないことなどが理由で、普通の合奏団のような体制ではなく、何事にもトレーナーの私が関与する状態が続いてきましたが、そろそろ「普通の合奏団」になるべき時が来たようです。練習も、すこしずつ「あたりまえのこと」ができるようになっていくとよいでしょうね。 -
グリーンの練習風景
今日は、ゲストコンサートマスターをやっている東京グリーン交響楽団の練習日。指揮者は今回このオーケストラには初登場の栗田博文先生。 栗田先生の練習は、非常にわかりやすいもので、アマチュアオーケストラにはとても向いているのではないかと思います。音楽や楽曲に対する想いもストレートに表現される方で、ご自身がお好きだとおっしゃっているオペラや歌の音楽への投影、言葉との関係など、こだわっていらっしゃることもとてもよくわかります。トレーナーとしては、とてもやりやすい指揮者の先生だと感じま... -
練習前のストレッチ
今日はグリーン交響楽団の弦分奏。ヴァイオリンの入団者がいて大変結構なことですが、もともとの団員の出席率がもう少しよいとうれしいですね(苦笑)。 今日の練習は、ちょっと変わったことをやってみました。練習前に、十分にストレッチをやって腕を長く使う練習です。実は、このオーケストラの弦楽器には、響き、鳴りが十分ではないという気持ちがありました。響きを増やしたり、オーケストラが鳴るようにするためには、さまざまな方法があります。例えば、音程感覚を鋭くするのもその方法です。しかし、今回は... -
アズールの発表会
去る1月12日、茨城県のある町で、ストリングアズールが始めて「人前で」演奏するチャンスをいただいた。アズールのマネージャーをやってくれているKEI先生のピアノの発表会に「便乗」させてもらう形で時間を頂いて、アイネ・クライネ・ナハトムジーク全曲を演奏した。 正直、アズールを始めて暫くは、「いったいどれくらいたったら人前で演奏できるようになるのだろうか」と全く見当も付かない状態だったといって良い。口では「三年後」とか勝手にほざいていたが、あくまで「ある程度のレヴェル」まで到達するま... -
弓のスピード
今日はアズールの練習日。今日もチェロに見学者があり、賑やかです。今回の発表会で演奏するのは、コレルリとヴィヴァルディ。バロックの名曲ですが、ちょっとこだわった練習をしています。それは「弓のスピード」。 バロックの演奏というと、何となく「ぼわっとした」イメージをお持ちの方が多いかもしれません。私も例外ではなかったのですが、いろいろと教わっているうちに、イタリアンバロックの「速さ、軽さ」の魅力に気がつきました。 詳しい奏法の話をここに書くことはできませんが、学習者が例外なく通過... -
アズールの練習日
アズールの練習日です。今日は、コントラバスの賛助の方も見えて、本番近し、の雰囲気になってきました。練習も曲だけで、名物(?)の基礎トレもありません。 コレルリの方は、かなりさまになってきましたが、ヴィバルディが・・・練習回数がまったく違うので、ある程度覚悟はしていましたが、かなり厳しい状態です。あと一回の練習でなんとかなるでしょうか。ソリストも楽しめる演奏にするように、頑張ってください。 今日は、紀尾井ホールでのフェルメール・カルテットの演奏会のチケットを取ってあったのです... -
助っ人
グリーン交響楽団の一日練習日。コントラバスの助っ人が入って、ようやくオーケストラらしくなってきました。私自身は・・・練習する時間が欲しい!!! -
反省…
グリーン交響楽団の練習日。3回目の全奏ですが、長丁場ということもあり、まだメンバーがそろって、というわけにはいきません。それよりなにより、三ヵ月後のものをさらう時間がまったく取れない状態で、自分自身がきちんと弾けていないのが実になさけないです。次回までには完璧にしておかないと・・・オーケストラのみなさん、ごめんなさい。深く反省しています。 -
「ドミソのミ」が旋律音程に
アズールの練習も、曲が中心になりました。発表会とはいえ、ステージを踏むためにはそれなりの覚悟が必要です。自然に、私の要求も厳しくなっているかもしれません。 最近は、アズールの状態がやや変化したように感じるようになりました。メンバーが耳や頭をきちんと使い始めたように思うのです。最初は単音ですら合わせることができなかったことを思うと嘘のようです。ただ、まだ徹底しているとは言えません。 今日も面白いことがありました。比較的音程良く進行していたときに、突然変な音が混ざりました。どう... -
頑張ります
年に一度のお祭り(発表会)の翌日でしたが、今日はグリーンの分奏日。この後、三日間ほど休みを取ることにしているので、二日酔いの頭をさまし、気を引き締めて練習に。 人数が少しずつ揃ってきたので、ようやくオーケストラの練習らしさが出てきました。何回か続けて練習に出てきてくださった方も増え、コミュニケーションも取りやすくなってきたように思います。あと一月ほどで本番ですが、私自身も頑張りたいと思っています。 -
東京グリーン交響楽団定期演奏会
4日に、サントリーホールで、東京グリーン交響楽団の第15回定期演奏会がありました。栗田博文さん指揮で、シベリウス「レミンカイネンの帰郷」、ラヴェル「左手のための協奏曲」(ピアノ:東誠三さん)、ショスタコーヴィッチ:交響曲第5番というプログラムでした。アンコールは、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」から「タイボルトの死」、シベリウスの「アンダンテ・フェスティーボ」の二曲。難曲ぞろいで、どうなることかと心配なプログラムでしたが・・・サントリーホールは、8割の入りで、たく... -
オケと指揮者の関係/アズールのこと
1月中に、アズールの練習に出られないことが二度あり、音大の指揮科の学生さんに指導をお願いしました。事前に私の練習を見学していただいて、方針は理解しておいてもらったのですが、予想以上にきちんと練習ができたようで、安心しました。 アズールと私の関係は、やや特殊なものかもしれません。最初から私の生徒だった人は少ないのですが、アズールに入団した後で私の個人レッスンも受けるようになる人が多く、全体の半分以上が私の生徒、という状態です。他の人たちも、私の練習が面白いと言ってくださるので... -
東京グリーン交響楽団、グリーンコンサート
今日は、東京グリーン交響楽団のコンサートでした。毎年、この時期の演奏会は、「(株)みどり会」が主催している「グリーンコンサート」という、合唱、吹奏楽、そしてオーケストラという三団体の、合同演奏会です。 「みどり会」は、もともとは、三和銀行がメインバンクである企業グループの総称で、その中で、福利厚生を担当していたのが「(株)みどり会」です。現在は、福利厚生にとどまらず、人材派遣やCSR活動(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)に力を入れています。グリーンコンサート... -
掲示板回答 その1
掲示板から興味深いものやためになりそうなものを転載します。 ================ BARAさん 投稿、ありがとうございます。非常に高度なテーマで、たくさんの問題を含んでいますので、私の回答だけが「正解」だと思われないようにしてください。 まず、「エロイカ」の冒頭のEs、Bを、純正に調弦したヴァイオリンのピタゴラスのEsで取ることはあり得ません。普通は、ヴァイオリンでハーモニーになるように、Es、Bを高く取ります。それ以前に、オーケストラでは、ヴァイオリンのチューニングを純正に(ピタゴラスの五... -
掲示板回答その3
掲示板回答から、興味深いものやためになりそうなものを転載します。 ====================== > チューニングを平均律でするというのは他の楽器との関係でしょうか? 他の楽器との関係/調性の問題、です。 あちこちで書いていますが、平均律にチューニングすることは、耳ではほとんど不可能です。「ほぼ平均律」に合うだけです。ただし、純音ではなくヴァイオリンなどの場合、さまざまな響きの特性によって、この「ほぼ」という間隔は非常に微小な範囲に入ります。純正の響きは理解しやすいのですが、それを... -
東京グリーン交響楽団定期演奏会
昨日24日は、トレーナーをやらせていただいている東京グリーン交響楽団の第16回定期演奏会でした。(練馬文化センター/コダーイ「ハーリ・ヤーノシュ」より、モーツァルト:交響曲第40番、チャイコフスキー:交響曲第4番、アンコールはチャイコフスキーの「エフゲニ・オネーギン」から「ポロネーズ」。指揮は栗田博文さん。 グリーン交響楽団の演奏会は、いつもお客さんがたくさん入ります。㈱みどり会(旧三和銀行をメインバンクとする企業の福利厚生を請け負う企業横断的な会社。最近は、CSRに力を入れて... -
アンサンブルの妙/アズールの進化
発表会の話なので、やや古いのですが・・面白い評をいただいたので書いてみようと思います。 今年のアズールは、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」とバーバーの「弦楽のためのアダージョ」という難曲二曲でした。正直に言うと、どちらも「どのくらいできるのだろうか」という不安がありましたが、私としては満足のいく成果が得られたと思っています。特に、時間をかけてじっくりやったモーツァルトの出来は、想像を遥かに超えるものでした。バーバーがいまいちだったのは、全く私の問題だと思っ... -
アズールの忘年会
今日は、年内最後のアズールの練習日で、お気に入りのイタリアンで忘年会。なんと、一人を除いて全員参加という出席率の高さです。さらに、何かとお手伝いしてもらっている私のカルテットのメンバー、アシスタントまで参加という、アズールにしては大宴会になってしまいました。 今年は、ヴィオラとチェロのメンバーが増え、合奏団としてそろそろ形になってきた年でした。最初の「よちよち歩き」の頃から比べると、質量ともに、充実してきたのではないかと思います。これまでのアズールは、合奏団とはいえ、実態は... -
アズールの定員??
アズールですが、ここのところ立て続けに、ヴィオラとチェロの新入団員があり、6533という人数構成になりました。アズールは、全員に目が行き届くように、一列になって演奏する形にしてきましたが、そろそろ厳しくなってきました。トレーナーの私がひとりひとりの団員に目が届く人数としては、もうそろそろ限界です。メンバーが充実することはうれしいことですが、難しい面もあります。練習のクオリティを下げないために、なんらかの処置をとる必要があるかもしれません。 曲は、アイネ・クライネ・ナハトムジ... -
いよいよグリーンの本番です
次の土曜日は、いよいよグリーンの本番です。アマチュア時代もそうでしたが、練習が始まる頃は「××回も練習があるのかぁ。長いなぁ」と思うものですが、直前になると「もう本番だぁ」という感じがします。もっと練習をしたかったこともあり、まだ不安なこともあります。とはいえ、皆さんには、できるだけ楽しく演奏していただきたいと思っています。 -
東京グリーン交響楽団演奏会
演奏会が終わりました。昨日の練習から、シベリウスの3楽章が不安定で気になっていたのですが、やはり、やや乱れの多い状態になってしまいました。しかし、その他のものは、本番のステージが一番良かったのではないでしょうか。最初にエキストラにきた時から比べると、明らかにオーケストラが変化を始めています。この変化の波を手放さないようにしてほしいと思っています。 -
アズールの定員
ヴァイオリンにお二人、見学の方がいらっしゃいました。現状ではほぼいっぱいで、正式には募集していません。以前にも書いた気がするのですが、要するに「私の目がひとりひとりに行き届く限界」に達していることが、メンバーを増やしたくない理由です。本当は、お入りになりたい方をお断りすることは良くないと思うのですが・・・難しい問題です。 問題はもう一つあります。これまで、ヴァイオリンで入団された方は、ほぼ例外なく私のレッスンを受けるようになってしまいました。もちろん、アズールに入る人が私の... -
グリーン交響楽団、本番近し
いよいよ、グリーン交響楽団の本番も二週間後です。練習は、追い込みに入っているのですが、どうも「いまいち」な感じです。原因はいろいろと考えられますが、ひとつには、今回はメンバーが「歯抜け」になっている練習が多いことがその理由ではないかと思います。先週、今週と、掛け持ちしている団員が多いオーケストラの本番があり、弦、管、共に、数人のメンバーが抜けてしまいました。仕方がないことですが、やや残念です。 ヒンデミットが難曲であることは、最初から予想がついていましたが、新世界に、意外に...
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