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「展覧会の絵」特別演奏会
いよいよ、展覧会の絵の特別コンサートも明後日になりました。練習にこぎ着けるまでにいろいろなことがあって、少々しんどいコンサートになってしまいましたが、あとは全力投球するだけです。 津留崎直紀編 ムソルグスキー「展覧会の絵」特別演奏会 [日程] 2012年 4月 1日(日) [開演] 14:00 (開場 13:30) [会場] 新宿区立四谷区民ホール [入場料] ¥2,000 [曲目] ヨハン・セバスチャン・バッハ/「音楽の捧げもの」BWV1079より抜粋 ヨハン・クリスチャン・バッハ/協奏交響曲 イ長調 モデスト・ムソルグス... -
「展覧会の絵/特別コンサート」を終えて
1日に、展覧会の絵、特別コンサートが終わりました。ご来場下さった皆様に、あつく御礼を申し上げます。 今回のコンサートは、当初の計画とかなり違うものになってしまいました。さまざまなことがあり、自分としてもとても厳しいコンサートではありました。結果的には、津留崎さんやメンバーの頑張りで、なんとかお客さんには楽しんでもらえるコンサートになったのではないかと思います。(写真は、2曲目のクリスチャン・バッハのヴァイオリンとチェロのためのコンチェルタンテのシーンです) ヴァイオリンを教... -
六義園のしだれ桜
仕事場である私のスタジオは、JR山手線駒込駅のちかくにあります。駒込駅は、山手線の中では超ローカルな駅で(笑)、南北線ができるまでは乗降客数もとっても少なかったのです。私も、17年前にこちらに引っ越して来た時には「駒込って、人が住むところ?」(なんと失礼な/汗)くらいに思っていました。ところが、住めば都とはよく言ったもので、すんでみるととてもよい街であると思うようになりました。 駒込駅近くに、六義園があります。六義園は、元禄時代に柳沢吉保が作った庭園です。2万7千坪ほどの土地に... -
洗濯機がこわれた! みなさんもヒートテックに注意しましょう
先日、洗濯機が壊れました。しばらくおかしな音が聞こえていたのですが、とうとうご臨終・・スイッチを入れるとすぐに止まり、エラーコードがでます。取扱説明書にも出ていないコードで、サービスセンターに電話。修理に来ていただきました。 修理に来た技術者は、かなりベテランでとっても詳しい方でした。いろいろとお話をさせていただいて、最近の洗濯機事情に少し詳しくなりました。そして、故障した原因も・・・私が特に不注意なのかもしれませんが、知らない方もいるのではないかと思い、ご報告。 ● 故障の... -
もうすぐ発表会
毎年恒例の発表会を、今年も5月5日に行ないます。昨年は震災の影響で中止になってしまったのですが、今年はたくさんの生徒(全体の4割りほど)が参加して行なわれます。初出場の生徒も多く、どんな発表会になるか楽しみです。 CONSONO21 発表会 2012年5月5日 新宿区四谷区民ホール 12:30 開演予定 (画像は、演目と順番だけのチラシです) 発表会は、教室の最大の行事です。最初に発表会を行なったのは、もう20年ほど前ですが(先生数人で合同で行ないました)、現在のような形になってからは、今年で... -
2012年の発表会を終えて
5日に、無事に発表会を終えることができました。今回は25組27人の生徒が出演し、演奏時間7時間に及ぶコンサートになりました。ご来場下さった方には、深く御礼を申し上げます。 以下に、発表会のプログラムのご挨拶を引用します。(ちなみに、プログラムは20ページ/苦笑。生徒の紹介やら楽曲解説などがたっぷりの、保存版です) *************************** 本日は、ご来場下さいましてありがとうございます。 昨年、東日本大震災の影響で発表会を中止したこともあ... -
オーケストラCONSONO第2回演奏会を終えて
10月28日、オーケストラCONSONO第2回演奏会が無事に終了しました。ご来場くださった皆様に心より御礼申し上げます。また、共演してくださったピアニストの松本あすかさん、そして、一緒にコンサートを作ったCONSONOのメンバーひとりひとりに、感謝いたします。反省点はたくさんありますが、良いコンサートになったと思います。 2曲目のピアノコンチェルトでは、初めて、ピアノコンチェルトで「アンサンブルをしている」という感覚を持つことができました。オーケストラとピアノが一体になって音楽を創る楽しみを... -
東京グリーン交響楽団定期演奏会
11月3日、弦楽器のトレーナーをさせていただいている東京グリーン交響楽団の定期演奏会がありました。指揮は栗田博文さん、プログラムは ベートーヴェン:「コリオラン」序曲 モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」 サンサーンス:交響曲第3番「オルガン付き」 アンコール:ドヴォルザーク:スラヴ舞曲より第1番 グリーン交響楽団のトレーナーをさせていただいてすでに5年になります。私がトレーナーになった当初は弦楽器の団員が少なく、ヴァイオリンが2人、なんていう練習になってしまったこともあり... -
今年もどうぞよろしくお願い致します/仕事始めの日
新年になりました。ウェブのご挨拶のとおり、昨年はいろいろと不本意な年でしたが、今年は良い年にしたいと思っています。みなさんにとっても、2010年が実り多い年になりますことを願っております。 今年は仕事始めが4日でした。ここ数年、2日とか3日とかに最初のレッスンをする、というとんでもない状態でしたが、今年は少し楽をさせてもらいました。年末年始にいろいろなことがあったのですが、体は休養をとることができました。 初日からびっしりのレッスンでしたが、私はレッスンをしていてストレスをため... -
音程講座基礎編終了
1月10日 今日は音程講座の基礎編を行ないました。30名弱の参加で、生徒以外の参加者も8名ありました。4時間の講座でしたが、参加者の皆さんは楽しんでいただけたでしょうか。 今回の講座の内容は、配布した資料に加えて以下のようなレジュメに従って行ないました。 ********************** 【音程講座基礎編/レジュメ】 【1】 音程とは何か (1) 音程の意味・ 音程とは「表情」である・ 音程は音楽の表現のもっとも基本的な要素 (2) 各音程の個性と特徴・ 人間の意識が求める刺... -
老健施設「みどりの杜」コンサート
1月28日 昨年まで行なっていた東京北社会保険病院での病棟コンサートが、病院側の都合によりことしから併設されている老健施設でのコンサートに替わりました。今日は、この施設での初のコンサート。いつものスタイルですが、初めてのところはやはり少しばかり緊張します。 老健施設は、病院でもいわゆる「老人ホーム」でもなく、基本的には期間限定(原則3ヶ月まで)の入所施設です。現在続けている日立の施設(サン豊浦)でのコンサートでは、入所者は基本的にずっといる人たちですので、ある意味で「顔なじ... -
楽器のメンテナンスと思い込み
1月30日 タイトルを見て、楽器のメンテナンスの仕方を期待した方、ごめんなさい(笑)。最初に謝っちゃいます。 昨日は名古屋のレッスン日。名古屋のレッスンは午後になると皆さんが揃うので、共通の話題で結構盛り上がります。体の使い方や音楽の理論のことなど、一緒に話すと一度で済むことも多く、時間を有効に使うことができます。昨日も、体の使い方や頭のトレーニングをみんなであれこれと考えたりする時間がありました。 ある生徒のボウイングを見ていた時のこと。音の立ち上がりがはっきりしないので、... -
音程講座実践編終了
2月11日 音程講座の「実践編」が終了しました。今回も外部参加者を含めて30名以上の聴講生に集まっていただけました。ありがとうございました。 2回連続で行なった今回の講座でやりたかった最大のことは、「音程を理解して判断する」ことの重要性を知っていただくことでした。基礎編ではそのために必要な理論を、今回はそれを実戦的に役立てるために必要になる「経験値の積み上げ方」を理解していただきたかったのです。 3月にアズールのコンサートがあるため、今回の連続講座は2回でまとめる必要があったの... -
「ソフィオ・アルモニコ」コンサート
横浜の「山手プロムナード・コンサート」の一環として、2月11日から14日まで「横濱・西洋館de古楽2010」が行なわれました。山手の「山手聖公会」や「イギリス館」「ベーリーック・ホール」などでの連続演奏会です。その中のひとつ、「ソフィオ・アルモニコ」のコンサートを聴きにいきました。 「ソフィオ・アルモニコ」は、ルネサンス・フルート奏者4人のアンサンブルです。ゲストとしてバロック・ハープで鷲崎さんが参加され、コンサートを紹介していただきました。浅学な私の知識は、ルネサンスの音楽の特徴は... -
スコアを読むことで知る耳の能力
先週、ある生徒が一週間連続でレッスンを受けました。レッスンと言ってもヴァイオリンのレッスンではなく、「音楽一般」のレッスンです。曲の構造や楽譜の読み方などにとても興味を持っていて、「休暇を取ったついでに」集中的に講義をして欲しいとお願いされたのです。普段のレッスンや理論講座ではできないことをできるだけ丁寧にやってみようと思ってお引き受けしました。 音楽史の学び方、スコアの読み方などの講義をしていて、この生徒が「音を平面で聴いている」ということがよくわかりました。そこで、後半... -
新たに気がつくこと、再認識すること
先週、ひょんなことから左手の腕の使い方について認識を新たにすることになりました。長年ヴァイオリンを教えてきて、たくさんの生徒さんに恵まれているにもかかわらず、毎年のように「気がついていなかったこと」「認識し直すこと」が出現します。一生勉強だ、ということはわかっているのですが、それが結構大きな結果を生んだりすると「どうして今まで気がつかなかったのだろう」と、結構へこんでしまうことも少なくありません。 この1年ほどの間に、「体の使い方で認識を改めた」「初めて気がついた」大きな事... -
アズールの演奏会まで2週間
3月6日 アズールの演奏会まで、あと2週間になりました。一昨年の8月に練習を始めてから、すでに1年半が経過しています。「長いなぁ」と思っていましたが、近づくにつれて「もっと練習させたい」と思うように・・・いつものことですが、やることは尽きません。 アズールの練習は隔週です。まだのんびりしている時期は、練習でやったことが次の練習ではきれいさっぱり「リセット」されていることも少なくありません(苦笑)。できるだけ身に付くように、少しずつ、少しずつ要求を引き上げていくのですが、... -
名古屋でアンサンブル…ができるか?
名古屋のレッスンを始めてから5年がたちました。生徒さんたちもそれぞれたくさんのことを学んで、さまざまに変化しています。レッスン自体は各人のペースに合わせて進んでいるのですが、名古屋でチャンスがないのがアンサンブル。東京の生徒は、アズールやその他のオーケストラなどがたくさんあり、私もよく事情を知っているので、生徒さんに合わせて紹介することもできるのですが、名古屋ではそういう訳にはいきません。 私が、「名古屋でも「アズールの名古屋版」ができれば良いと思っている」という話をすると... -
アンサンブル発表会@日立
今日は、いつもボランティア・コンサートを一緒にやっているKEI先生の、日立教室での発表会のお手伝いにいきました。発表会、といってもちょっと形式が普通ではなく、午前中から2時半までは子どもとアンサンブルの練習。3時〜その成果を発表する、というかたちのものです。子どもとのアンサンブルは、KEI先生のお弟子さんやKEI先生のお仲間のピアノの先生の生徒さんたちと毎年何回か行なっていますが、私はとても楽しみにしている企画です。 幼稚園児から高校生まで10人の子どもたちとのアンサンブル。子ども... -
大野和士指揮フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団演奏会
11月11日、久しぶりに大野さんの指揮を聴きました。場所はみなとみらいホール。 ドビュッシー:「牧神の午後への前奏曲」 ストラヴィンスキー:「火の鳥」(1911年版に数曲を加えたもの) プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」(第1、第2組曲を入れ替えたもの) アンコール:フォーレ/パヴァーヌ、ベルリオーズ/ラコッツィ行進曲 大野さんのコンサートは何回目でしょうか。東京交響楽団を指揮したデビューコンサート以来、東京フィルハーモニーの常任を降りた1999年までは、ほぼ全てのコンサートを聴きま... -
「その薬、飲んではいけない」はなし
今日の「日刊ゲンダイ」に、「その薬、飲んではいけない」と銘打った記事がありました。記事は免疫学者の安保徹氏のインタビューという形ですが、中に興味深い話が載っていました(安保徹氏のサイトはこちら)。 ゲンダイ紙に紹介されているところによると、「交感神経と自律神経のバランスをとることで症状を改善する」ということが主眼の免疫療法を勧めています。槍玉に挙がっているのは、降圧剤、抗コレステロール薬、ステロイドなどですが、その中で消炎鎮痛剤も取り上げられていました。「肩こりや腰痛などで... -
恥ずかしい話ですが…
お酒が好きな私は、酒にまつわる失敗をよくします。最近でこそ無茶な飲み方をしないのでほとんど失敗はなかったのですが、久々にやってしまいました。 数日前のこと。ちょっと美味しいお店に行って、料理とワインを楽しみました。普段はワインは赤に決めていて、ボトル1本から1本半くらいは平気で飲むのですが、この日は料理との兼ね合いで最初に白ワインを飲みました。ご一緒させていただいた方達があまり飲まないので、1人で「ぐびぐび」。そのあと、お待ちかねの赤でまた「ぐびぐび」。かなり疲れていたらし... -
「ブルーマン」日本公演
六本木の専用「インボイス劇場」で行なわれている「ブルーマン」の日本公演を見に行きました。昔、暇だった頃は、映画や演劇をかなり頻繁に見に行っていたのですが、ここ数年は時間的にも精神的にも余裕がなく、こうした「文化的活動(笑)」からは足が遠のいていました。 何故「ブルーマン」を見に行こうかと思ったのかと言うと・・・・ 実は、毎朝楽しみにしているテレビ番組があります。NHK教育テレビの幼児向け番組「ピタゴラスイッチ」です。これがなかなか面白い。8時10分になるとニュースから「ピタゴラス... -
音楽と関係ない本の話
読書をする習慣を手放してしまってどのくらい経つでしょうか。 もともとは活字人間で、新聞と何種類かの週刊誌、小説などは手放せないものでした。しかし、仕事が忙しくなると小説を読む習慣を完全に失ってしまいました。読まなくてはならない本や資料は山のようにあり、活字を目にする時間ができると、どうしてもそちらを優先せざるを得ないのです。 ところが、最近になって読書の習慣が復活しつつあります。その理由は「頭が疲れた」ことにあるのではないかと思います。読んでいるものは、いずれも「やわらかい... -
名古屋の忘年会とアンサンブル
年内にもう一度レッスンはあるのですが、今日は練習が早く終わらねばならない(会場が18時まで)ため、一足早く忘年会。会場は、名古屋市内の「ラ・マルミット」というビストロです。 今年は、新しく1人生徒さんが加わりました。ヴァイオリンは初めて2年ほどですが、過去にマンドリンをじっくりやられた経験があり、かなりのアドヴァンテージがある上にとても熱心な方。仕事が忙しく練習時間が取れないことが悩みですが、理解力もあるので、かなり面白くなるのではないかと思います。この方、お酒が入るとさらに... -
音の処理で頭がやっていること(1)
最近、レッスンで興味深いことが何回かありました。覚え書きのために書いておこうと思います。 ここ1年くらいの私の最大の興味の対象は、頭の働きです。いわゆる「認知心理学」「認知科学」の分野の問題ですが、最新の研究成果などを読んでいると、これまで考えてきたさまざまな問題についてのサジェスチョンがあったり、「やっぱりそうか」という発見があったりします。レッスンでもよく「頭の働き」の話をするのですが、運動にも音のイメージ作りにも、音感のトレーニングにも、およそ意図して行なう活動全て... -
未就学児童のためのクリスマス・コンサート
今日は、茨城県守谷市の児童館で、未就学児童と親のためのクリスマス・コンサートを行ないました。児童とお母さん合わせて60人ぐらいの聴衆でしょうか。 プログラム ベートーヴェン:メヌエット クライスラー:愛の喜び クリスマスメドレー3曲 「さんぽ」隣りのトトロ アンパンマン 「パンダうさぎコアラ」 チャールダシュ アメージング・グレイス コンサートのターゲットは、未就学児童だけでなく、子育てで大変な(主に)お母さんたちです。 コンサートの最初に、「子どもたちにはできるだけ好きにさせて下さい... -
難しい問題ですね…もちろん文化予算削減には反対なんですが…
数日前に、何通かのメールをいただきました。内容はどれも同じで、民主党政権による事業仕分けで音楽関係の予算が削減されようとしていることに対する反対のメールを送って欲しい、というものです。小澤征爾氏が民主党の小沢幹事長と会談したことが「Wオザワ会談」として報道されましたので、ごらんになった方も多いでしょう。 事業仕分けの対象となって、廃止・削減の対象となっているのは、「芸術創造活動特別推進事業助成金」「プロ・オーケストラによる本物の舞台芸術体験事業」、いずれも文化庁の事業です。 ... -
左腕の上腕部のねじれ
先日、ひょんなことから左手の上腕部の運動について認識を新たにしました。テーマは「上腕部のねじれ」です。これまで、私が講習会などで説明してきた左手の運動の作り方に、若干の修正をする必要が生じましたので、ここに書いておこうと思います。 問題は「楽器を構えた時の左上腕部のねじれがどのような場合に生じるか」ということと「ねじれが生じた場合にどのような影響があるのか」に分類され、「ねじれが左手の運動になんらかの悪影響を及ぼしている場合はその改善策」と「ねじれを取り去るために必要なトレ... -
リズムと若者の体/体の使い方の問題
[3月7日] 今日は、グリーン交響楽団の弦分奏。今回の曲は、シューマンの「ライン」とチャイコフスキーの「イタリア奇想曲」。曲のことはおいておいて、今日は若者の体についての考察です。ウェッブや掲示板で、私は「若者の体が危機だ」と何度か書いてきましたが、またもやそれを感じることとなりました。 きっかけになったのは、第二楽章のリズム。三拍子なのですが、どうしても三拍子らしくありません。特に、2拍目3拍目を弾いているパートがリズムになっているように聞こえないのです。「リズムは割り算。... -
ストリングス・アズール第二回演奏会
[3月21日] ストリングス・アズールの第二回演奏会がありました。ご来場下さった方々、どうもありがとうございました。 曲目は アルビノーニ:5声のためのソナタ バッハ:チェンバロ協奏曲ニ短調(チェンバロ独奏:鷲崎美和さん) グリーグ:ホルベルク組曲 マーラー:アダージエット アンコール/シベリウス:アンダンテ・フェスティーボ アズールの活動が始まってから10年。単独のコンサートは2度目です。もともと、アズールは演奏会をすることを目的としていなかったので(今でも、ですが)、練習が始まる時... -
20100917/日立での訪問コンサート
大分時間が経ってしまいましたが・・・ 恒例になっている日立の老人施設でのコンサートです。こちらのコンサートは、入所者だけでなく、デイサービスの人たちなどもいて、いつもとてもたくさんの施設利用者に聴いていただいています。 今回のプログラム モーツァルト:メヌエット サラサーテ:アンダルシアのロマンス 琵琶湖周航の歌 浜辺の歌 待宵草 ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 マスネ:タイスの瞑想曲 夕焼け小焼け (以下、アンコール) 千の風にのって チャールダッシュ (一緒に歌を歌う時には、ピア... -
さくらの杜コンサート
●9月28日の日記 この日は、北区の老健施設「さくらの杜」でのコンサート。初めは年4回という予定でしたが、隔月になりました。合わせの時間を余計に取ることができなかったので、プログラムは日立とほぼ同じです(苦笑)。 ここのところ、気温の変化がとても激しく、体調を悪くしている生徒もたくさんいます。先日のアズールの練習でも、いかにも「疲れた」「眠い」という顔のオンパレード。しかし、私も例外ではありません。体が重く、眠さが取れません。急に気温が下がった上に天気が悪く気圧が下がっているの... -
ロビーコンサート@春日部市民病院
●10月18日の日記 縁あって、春日部市の市民病院で訪問コンサートを行いました。形式的には以前他の病院でやっていた「病棟コンサート」の形と同じですが、若干時間が短め。ロビーですから、入院患者さんだけでなく、一般の人もいらっしゃいました。 演目 エルガー:愛の挨拶 クライスラー:美しきロスマリン 日本の歌:月の砂漠、宵待草、赤とんぼ ダニー・ボーイ サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン 見上げてごらん夜の星を それほど広くはありませんが、ロビーは患者さんや職員などでいっぱいに。近くに住んでい... -
明日はグリーンの定期演奏会/東京グリーン交響楽団のトレーナーを退任します
身辺多事で、なかなか更新できませんでした。 明日は、東京グリーン交響楽団のコンサートですが、まる5年以上続けてきたトレーナーを、今回11月20日の演奏会をもって退任します。私の勝手な都合でまことに心苦しい限りですが、みなさんにはご了解をいただきました。 そもそもこのオーケストラのトレーナーに就任したのは、まったくの偶然からでした。私のようなプロのオーケストラ奏者としての経験がほとんどないものが企業オケのトレーナーになるなどということは珍しいことですが、それなりに役目は果たせた... -
スタジオを引っ越しました
突然のことですが、レッスンスタジオを引っ越す必要が生じ、11月23日に引っ越しが完了しました。私としては、以前のスタジオでも十分に贅沢だと思っているのですが、カルテットができる広さではなく、できれば引っ越したいと思っていたのは事実です。しかし、近辺(山手線駒込駅周辺)の家賃相場を考えると、(防音設備なども必要になりますので)これ以上広いところは当面無理だろうと考えていました。しかし・・・ 詳しい経緯を書くことはできないのですが、現在使っているスタジオを来年の1月には明け渡さ... -
東京グリーン交響楽団定期演奏会
・11月18日 私にとって最後の東京グリーン交響楽団の演奏会がありました。指揮は栗田博文さん。曲目は、ベートーヴェンの7番、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」組曲よりの抜粋です。アンコールは、ハチャトリアンの「仮面舞踏会」より「ワルツ」。 ベートーヴェンの7番は私にとっては特別な曲です。大学に入って初めて出演したジュネスのコンサートがこの曲(井上道義さん指揮:3楽章で居残りソロを弾いてしまうという大波乱付き/苦笑)。6年間務めさせていただいたトレーナーの最後にこの曲が当た... -
午後のコンサート@春日部市民病院
・11月30日 10月に始めてお邪魔した春日部市民病院ですが、毎月のコンサートになりました。最近は老健施設や公民館の企画などが多かったのでいわば「常連さん」向けが主体でしたが、今回はロビーでのコンサートなので偶然来た方もいらっしゃいます。しかし、目的は入院患者さんの「元気の素」になること! 今回も、ヴァイオリンの曲と日本の歌を中心にしたコンサートでした。 曲目 エルガー:朝の歌 クライスラー:ウィーン奇想曲 日本の歌:もみじ、里の秋 埴生の宿、枯葉 モンティ:チャールダッシュ こ... -
新しいスタジオ
先月の23日に引っ越しをした新しいスタジオです。広さは以前の約3倍。アズールの練習くらいならできそうな広さです。 スタジオは7Fで眺望がとてもよく、晴れていると明るくてとても気持ちが良いのです。もうすぐできあがる東京新名所、「東京スカイツリー」もよく見えます。 レッスンをするときの私の場所です。せっかく広いスタジオなのですが、パソコンが乗った机とバランスボール、後には楽譜棚とコピー機という構造は変わりません。すぐ横にピアノ、右手前にはチェンバロ代わりに使っているキーボードが置... -
子どものためのアンサンブルセミナー
●12月23日 恒例になっている、守谷市でのアンサンブルセミナーを行ないました。今回は10人のピアノの生徒が、デュエットやトリオに挑戦しました。曲は、バイエルやソナチネを、ヴァイオリンやチェロ、トリオなどのアンサンブルにアレンジしたものや子ども用に作られたトリオから、モーツァルトやベートーヴェンまで。 初参加の生徒は1人で、だいぶ「常連さん」が増えました。定期的に一緒に弾いていると、子どもたちの進歩がよく見えてとても面白いものです。曲目がだんだん難しくなると同時にできる事も増... -
2010アンサンブルセミナー1(事前練習会)
[8月29日の日記] 毎年行なっているアンサンブルセミナーですが、今年から少しスタイルを変えることにしました。 6年前にこのセミナーを始めたのは「カルテットなどの室内楽をできるだけ良い状態で経験してもらう」ことを目的としていました。ですから、数人のプロとベテランのアマチュアの「トレーナー」陣の中に、レイトスターターの生徒が入ってカルテットをする、ということが基本形でした。合宿では、2〜3時間の練習時間を取り、最後に小さな発表会をしていました。 最初の数回は、この形でほとんどの人が... -
虫が怖い話
先日のレッスンのことです。 ある生徒が、肩も首も背中も前面も「ガチガチ」に力が入った状態でやってきました。仕事のストレスで体が固まってしまうことが多いので、レッスン前に体を緩めることもしばしばなのですが、それにしてもひどい「懲り」です。 「どうしたの?」「蝉が・・・」「???」 この生徒は、大の虫嫌い。ゴキブリが恐い、ということは聞いていました。すでに「死体」になっていてもダメだそうで、「片付けてもらうのにお父さんを呼んだ」という話をしていたこともあります。ところが、嫌いなの... -
子どものためのアンサンブルセミナー@守谷
3月28日と30日に、守谷市で好例の「子どものためのアンサンブルセミナー」がありました。今回はチェロを交えてのトリオもありました。すでに3、4回参加している子どももいて、少しずつ変化もあってとても面白く行なうことができました。 28日は、ヴァイオリンとピアノのデュオが3人、トリオが5人の計8組、30日はデュオだけで5組です。 全体としては、回数を重ねている子どもたちは、反応も早く、表情も豊かになっていきます。かなり際どいこともやってみるのですが、いつも子どもたちの意外な反応の良さ... -
4月3日 アズール始動
3月21日にコンサートが終ったばかりですが、今日からアズールの「新学期」が始まりました。練習会場に着いて、まずびっくり。コンサート2週後の初練習なのですが、全員が出席です。 学生時代からアマチュアのオーケストラにはたくさん関わってきましたが、演奏会後の初練習でメンバーが全員そろって出席、という光景を見たのは初めてかも知れません。アズールは出発点が「演奏会を目標にしないオーケストラ」でしたので練習そのものに意味があるのですが、それにしても何人かは「脱落」するだろうと思っていまし... -
2010年門下生発表会のタイムテーブル
毎年5月に門下生の発表会を行っています。 今回は事前にタイムスケジュールをお知らせしようと思います。基本的に曲は全楽章なので長丁場ですが、興味のある方はいらしてください。 [日程] 5月4日(火)[会場] 新宿区 四谷区民ホール(四谷区民センター9F) ▶Googelマップで場所を確かめる[開演] 14:15(予定) 《 プログラム 》 0 **(前座)環SQ ** 1 14:15〜 マザ 小さな二重奏op.85-3 2 プレイエル 6つの二重奏op.8-2 3 ハイドン 弦楽四重奏op.76-2「五度」 4 ベートーヴェン ピアノ三重奏op.11... -
発表会を終えて
[5月15日の日記] 早いもので、発表会が終わって10日が過ぎてしまいました。遅くなりましたが、ご来場下さった方々へ御礼を申し上げます。 今年のプログラムはこのようなものでした。いつものプログラムにある、デュエット、チェンバロ/ピアノとのアンサンブル、弦楽オーケストラとのコンチェルトの他に、カルテットやピアノトリオを演目に加えることができました。 このような形の発表会を始めてから7年になりますが、今年は私にとってひとつのターニングポイントではないかと思っています。私のトレーニング... -
100619写真撮影ほぼ終了
18日に「からだの本」の写真撮影を行いました。朝9時から夜9時半までに300カット以上という超強行軍です。 昨年、一度写真を撮ったのですが、こちらの準備不足もあってほとんどが使い物にならない写真になってしまいました。本の制作が再開してからは、今回は良い写真がとれるように、準備をしてきました。といっても、ほとんどは普段の仕事の「助手」をやってくれている生徒が采配を振るってくれました。カメラマンをして「こんなのがあれば大助かりです」と云わしめた絵コンテを、300点以上の写真全てについて... -
100613KEI先生の発表会
だいぶ時間が経ってしまいましたが・・・ この日はKEI先生の発表会でした。KEI先生は、日立市と守谷市に教室をもっていて、今回は日立教室の発表会。これまでもちょくちょく出演させて頂いていましたが、今回はメインがピアノトリオです。子ども達とピアノトリオをやる、というのがコンセプト。一週間前に一度合わせのレッスンをして、比較的ゆっくり当日のリハーサルを行って、コンサート本番です。 何度か書いていることですが、私は子どもとのアンサンブルが大好きです。子ども達はひとりひとりが全く反応が違... -
本の作業が終りました/スタジオが撮影スタジオに
長い間の停止期間があったのですが(汗)、ようやく体の本の作業が終りました。あとは、メディカルチェックを受けて、編集デザイナーに引き渡すばかりです。ここのところ非常に厳しい毎日を送っていましたが、ようやく、少し余裕ができそうです。 先日は、撮り残していた写真、どうしても撮り直したい写真を、私のスタジオで撮影しました。カメラマンが照明器具や背景用のシートなどを持ち込んで、「音楽スタジオ」が「撮影スタジオ」に大変身。ようやく合わせたスケジュールでしたが、とにかく撮影を終了しました... -
駒込駅のこと
今日は、「昔てっちゃん」の話題です。 私のスタジオは、JR山手線の駒込駅のそばにあります。今年は駒込駅ができて100年ですが、駒込近辺に引っ越してくるまではとてもなじみの薄い駅でした。駅の両側は高台になっているのですが、線路に向かう斜面には一面にあじさいが植えられていて、シーズンには見事な見物になります。 さて、山手線の駅で「ローカルな」感じがする、印象が薄い駅はどこでしょうか。多くの人が上げるのが、鴬谷、田町、大崎、新大久保、そして駒込でしょう。これらの駅に共通するのは、大崎と...