CONSONO Quartet ごはん さくらの杜 アズール アンサンブル アンサンブルセミナー キルンベルガー グリーン コンサート サラサーテ スコア スタジオ チェロ チェンバロ ピアノ フォーカルジストニア ボランティア モーツァルト レッスン 体の本 六義園 合宿 名古屋 大野和士 子ども 守谷 弓 弦楽器フェア 挨拶 掲示板 新幹線 日立 春日部 春爛漫 楽器屋 津留崎直紀 生徒 発表会 相談 美味しいもの 肩当て 腱鞘炎 講座 音程
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掲示板回答その2
掲示板からの転載です。第一回目のレクチャーコンサートについてです。 ================= > だんだん生徒ひとりでは、太刀打ちできなくなってきました(当然ですね)。 さて、助っ人が登場するかどうか(笑) >「彼らが生きた時代を突き抜けた勢い」、私にとっては「進化」というより、こちらの方がわかりやすい気がします。(よく‘早く生まれて来すぎた’的な言い方もされますが、それはそうである場合も、無い場合もある。モーツァルトもベートーヴェンも彼らの時代でも、ある種の売れっ子ですもの... -
掲示板回答その3
掲示板回答から、興味深いものやためになりそうなものを転載します。 ====================== > チューニングを平均律でするというのは他の楽器との関係でしょうか? 他の楽器との関係/調性の問題、です。 あちこちで書いていますが、平均律にチューニングすることは、耳ではほとんど不可能です。「ほぼ平均律」に合うだけです。ただし、純音ではなくヴァイオリンなどの場合、さまざまな響きの特性によって、この「ほぼ」という間隔は非常に微小な範囲に入ります。純正の響きは理解しやすいのですが、それを... -
第2回レクチャーコンサートを終えて
一昨日(10日)、第2回のレクチャーコンサートを行ないました。多くの方のご来場、ありがとうございました。今回は、バロックの音楽をチェンバロとモダンヴァイオリンで聞いていただくこと、バロック音楽をモダンヴァイオリンでどのように表現するか、ということをテーマにしたコンサートでした。 結果的に、自分自身の演奏には合格点は付けられません。もっと良い演奏ができたはずで、心残りです。原因ははっきりしていて、バロック音楽を表現する方法論に熱中して、基本的な練習が足りなかったことです。ほとん... -
子どものためのアンサンブルセミナー08
茨城県守谷市の国際交流セミナーハウスで、子どものためのアンサンブルセミナーを行ないました。4人の先生に習っている、幼稚園の年中組から中学生までの11人のピアノの生徒さんと、一日かけてアンサンブルの体験レッスンをしました。子どもたちとのアンサンブルは、以前からおもしろがってやっていたものです。一時期は、毎月のようにやっていたこともありますが、久しぶり(2年ぶりくらいか?)の催しでした。 子どもたちとアンサンブルをするときに私がいちばん心がけることは、「アンサンブルは誰かに合わせ... -
春爛漫コンサート
恒例になった「春爛漫コンサート」。歌とピアノ、ヴァイオリンでのコンサートです。 会場の「かやの木」は、古い農家を使って、今は茶房をやっています。土間にピアノが置かれ、お客さんは10席ほどの椅子席とあとは40人ほどが畳に座って聞く、という風変わりなコンサートです。今年で4回目になり、毎回いらして下さる方もいて、チケットはすぐに完売。演奏曲は、昨年までのお客さんから「聴きたい曲」をアンケートをとった結果で構成されています。私が弾いたのは、ベートーヴェンの「ロマンスへ長調」、ヴィニ... -
発表会2009の感想
今年も発表会が無事終りました。この形の発表会もすっかり定着したようです。不思議なことに、コンチェルトやチェンバロの希望者の数が概ねこちらがわの意図通りに収まるようになりました。生徒が推し量ってくれているでしょうか(笑)。 今年は「有名な曲を室内楽に編曲して使うという」新しい試みも少し行なってみましたが、生徒さんにも聞いている人にも好評でした。これからもマンネリ化することがないように、私自身もあれこれと考えながら発表会を作って行こうと思っています。 ***** プログラ... -
コンチェルト発表会2009
当初のエントリーから脱落者が多く、結局とても出演者が少ない発表会になってしまったのは残念でしたが、参加者はみなさん、とても充実した時間を過ごせたのではないかと思います。 こうした発表会を定期的に行なうことには、多くの難しさがあります。準備期間が長い(会場をとるのにも1年前から)ために、予想がつかないことが起こってしまう可能性が高いからです。特に、昨今の経済事情の悪化は、私の生徒にも大きな影響を受けてしまった方が残念ながら少なくありません。 音楽は本来「プラスアルファ」のもの... -
ふれあいコンサート@守谷市
今日は、茨城県守谷市の高野公民館で「ふれあいコンサート」を行ってきました。地元の老人会が活動の拠点にしているところでのオープンなコンサートです。公民館のホールは、100席くらい作れるところですが、50人もはいればいいだろうという予想を覆して、60用意したプログラムが足りなくなる盛況でした。いつものボランティア・コンサートのように日本の歌曲をたくさん一緒に歌うというものではなく、弾いている時間が長く、最後は体力が怪しい状態でした。16日のコンサートはもっと大変なはずなので、体調管理を... -
東京グリーン交響楽団定期演奏会
昨日24日は、トレーナーをやらせていただいている東京グリーン交響楽団の第16回定期演奏会でした。(練馬文化センター/コダーイ「ハーリ・ヤーノシュ」より、モーツァルト:交響曲第40番、チャイコフスキー:交響曲第4番、アンコールはチャイコフスキーの「エフゲニ・オネーギン」から「ポロネーズ」。指揮は栗田博文さん。 グリーン交響楽団の演奏会は、いつもお客さんがたくさん入ります。㈱みどり会(旧三和銀行をメインバンクとする企業の福利厚生を請け負う企業横断的な会社。最近は、CSRに力を入れて... -
71歳の新入生!
今月の初めに、71歳の新入生が来られました。ヴァイオリン歴は実質2年くらいですが、とても熱心で、最初からたくさんの質問を持って来られたほどです。これまで、このお歳のレイトスターターを拝見したことがないので、私にとっても勉強になると思っています。 初回のレッスンで、「基本に忠実に教えていただきたい」ということを言われたので、ある意味で「手加減せず」やってみることになりました。体の状態や時間のことを考えると、ゴールをイメージして教えてしまいたい誘惑に駆られてしまいますが、じっくり... -
07年度発表会を終えて
年に一度の大きな発表会が終わりました。会場には、お会いしたことがない方がたくさんいらっしゃいました。出演者の関係者がほとんどだとは思いますが、ウェブを見て来場された方もいらっしゃるのではないでしょうか。どうもありがとうございました。大きな発表会は、今年で四年目になります。年々出演者も増え、賑やかになっていますが、生徒さんたちは皆さんそれぞれに努力して、とても収穫の多いステージになったのではないかと思っています。 実質5時間の演奏時間でしたが、これだけの規模の発表会を行うため... -
愛媛での講演会
13日に、愛媛県松山市で講演会を行いました。楽器を弾くためにどのように体を整備したらよいか、楽器を弾くために体がどのように使われているのか、さまざまな奏法を体の運動として捉えることの意味、など、5時間ほど、お話しさせていただきました。 こうした講演会や公開講座などで私が一番困るのは、時間管理です。お話をしたいことが次から次へと出てきてしまうこと、また、一人一人になにがしかの成果を持ってかえってほしいこと、そんなことを考えていると、いくら時間があっても足りないのです。今回は、特... -
アンサンブルの妙/アズールの進化
発表会の話なので、やや古いのですが・・面白い評をいただいたので書いてみようと思います。 今年のアズールは、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」とバーバーの「弦楽のためのアダージョ」という難曲二曲でした。正直に言うと、どちらも「どのくらいできるのだろうか」という不安がありましたが、私としては満足のいく成果が得られたと思っています。特に、時間をかけてじっくりやったモーツァルトの出来は、想像を遥かに超えるものでした。バーバーがいまいちだったのは、全く私の問題だと思っ... -
近況など
久しぶりの日記です。7月のコンサート以来、忙しさに加えてトラブルなどにも見舞われ、更新している余裕がありませんでした。少し上向きになってきたので、更新を再開します。 7月のコンサートは、内容的にも運営的にも反省点の多いものになりました。演奏自体で聞かせられることが以下に大変かということを、出演者は皆、痛感したと思います。今後も続けていくつもりですが、いろいろと考えを巡らせて、さらに良いものにしていきたいと思っています。ご来場くださった方々には、深く御礼を申し上げるとともに、... -
コンチェルトの発表会を終えて
昨日、初めての試みである、オーケストラとの協奏曲のみの発表会を行ないました。出演者は、アシスタントの先生を含めて8名。オーケストラは、2管編成で、トロンボーンとハープも入った本格的なものです。会場が、いわゆる「ホール」ではなく、東京交響楽団の昔の練習場(クラシックスペース100)で、ひな壇は組めるものの、客席とオケがフラットな場所です。経済的事情でこうなったのですが、聴いてくださった方から「臨場感があって面白かった」という思いがけない感想もいただきました。たしかに、近くで聴く... -
サン豊浦コンサート/鹿島児童館コンサート
今日は、日立市の二カ所で小さなコンサートのはしごをしてきました。午前中は特別養護老人ホームとディケア施設などが一緒になった老人施設で、午後はいわゆる学童保育を行なっている児童館でのコンサートです。チャールダシュやツィゴイネルワイゼン、モーツァルトのメヌエット、スーヴェニールなどのヴァイオリンのための曲と、午前中は日本の歌、午後は宮崎アニメなどを組み合せたプログラムです。午前中のお客さんは、恐らく平均年齢70以上、午後のお客さんは10歳未満です。その差はなんと還暦以上!! ... -
腱鞘炎の後遺症
何回かあちこちに書いているのですが、私は若い頃に煩った腱鞘炎の後遺症を持っています。恒常的に左手の小指側が小さく痺れているのですが、寒くなると、左手の小指から肘あたりまでの痺れが大きくなります。毎年のことなのでそれなりに付き合ってきたのですが、昨日からかなり酷い痺れが始まりました。ここ数年なかった「重度の」痺れです。少し疲労が溜まっているのかもしれません。例年であれば、肘や肩を暖めたりすると数日で大きな波は治まるのですが、今回は少し手こずるかもしれません。私が生徒の体のこ... -
腱鞘炎の後遺症その後と体のこといくつか
前回の日記に腱鞘炎の後遺症のことを書いたので、たくさんの方にご心配をかけてしまいました。申し訳ありません/ありがとうございました。その後ですが、あまり状態は芳しくなく、珍しくてこずっています。タイミング悪く冷え込みが厳しくなってしまったのも影響していると思うのですが、かなり明確な痺れがとれません。先週のように、一日中痺れが続いているということはなくなったので少し落ち着き始めているとは思うのですが・・・来週からまたしばらくコンサートが続く(11/24、29、12/13、16)ので、今の... -
サン豊浦コンサート
10月30日、日立市川尻にある特別養護老人施設「サン豊浦」で、恒例となっているヴァイオリンとピアノのコンサートを行ないました。高台にあるこの施設はとても気持ちが良いところで、食堂と普段の生活スペースを兼ねたとても広いホールが演奏会の会場です。年に2回のコンサートですが、入所者やデイサービスを受けている方など、毎回100人ほどの方に聞いていただいています。プログラムは、ヴァイオリンの有名な曲と日本の歌で構成されていて、歌はみんなで歌う/演奏して歌う、という組み合わせになっています。... -
いずみシンフォニエッタ東京公演
大阪のいずみホールのレジデンシャル・オーケストラである、いずみシンフォニエッタの東京公演を聴きに、紀尾井ホールに足を運びました。コンサートマスターの小栗まち絵先生がお目当てですが、オーケストラ自体にも非常に興味があったので、楽しみにしていたコンサートです。初の東京公演ということで、残念ながら6分ほどの入りでしたが、演奏会自体は非常に面白いものでした。 曲目は、ヴォイチェフ・キラールの「オラワ(1986)」、マウリシオ・カーゲルの「フィナーレ(1981)、イベールの「室内管弦楽のため... -
新しいお弟子さんたち
サイトに「若干生徒を増やしたい」と書いたところ、あっという間に5人の生徒さんが増えました。どなたもとても熱心で、また楽しみが増えました。アシスタントの先生も熱心に通ってくださっているので、私自身の負担はそれほど増えないのですが、さまざまな悩みを持った生徒さんを拝見することは、私にとっても貴重な経験なのです。これからも、できるかぎり丁寧に、勉強を続けていこうと思っています。 -
アズールの忘年会
今日は、年内最後のアズールの練習日で、お気に入りのイタリアンで忘年会。なんと、一人を除いて全員参加という出席率の高さです。さらに、何かとお手伝いしてもらっている私のカルテットのメンバー、アシスタントまで参加という、アズールにしては大宴会になってしまいました。 今年は、ヴィオラとチェロのメンバーが増え、合奏団としてそろそろ形になってきた年でした。最初の「よちよち歩き」の頃から比べると、質量ともに、充実してきたのではないかと思います。これまでのアズールは、合奏団とはいえ、実態は... -
年内最後のカルテット
今日は若干ハードスケジュール。午前中は守谷でアンサンブルの練習があり、午後は都内に戻ってカルテットの練習でした。その後は、お約束の忘年会。二日続きです。しかも、カルテットの面々は、昨日も一緒に飲んでる(苦笑)。さすがに、早々に退散しました。 現在の課題は、「我が生涯」。予想以上にハードな曲で、チェロ以外は苦闘中です。2回ではまとまらなかったので、年明けにもう一度やることになりました。次の曲は・・・グリーグとシベリウスになりそうです。なかなか面白い曲ですよ。 -
寒波
今日は、朝6時代の新幹線で大阪に。雪でどんなになるか心配だったのですが、案の定80分近くの遅れ。浜松あたりから京都まで徐行です。 ここのところ、非常に寒い日が続いています(まだしばらく続きそうです)。今年は、夏が異常に暑く、なかなか気温が下がらないままに、突然冬に突入した感じですね。春と秋が年々短くなって、良い季節がなくなっているように感じるのは私だけでしょうか。これまでの人間の活動のつけなのでしょうが、地球がおかしくなっているのは、もう隠しようのない状態になってきたようです... -
子どもの発表会のお手伝い
毎年恒例の、KEI先生の発表会がありました。今回は、小さな子どもたちとのアンサンブルが主です。どの子どもたちも、ヴァイオリンやチェロと一緒に弾くことを楽しんでもらえたようで、うれしく思います。ただピアノの前に座って弾くだけでなく、体を使ったり、一緒に弾いている音を聞いたり、できるだけたくさんの経験をしてほしいですね。KEI先生、また、何か仕掛けを考えているようで、こちらも楽しみです。 -
弾き合い会
「弾き合い会」なるものをやることは、今回が初めてです。前からやろうと思っていたことではあるのですが、どのようにしたらよいか、なかなかイメージがわかず、今回もいわば「実験」でした。弾いた生徒は13人。忘年会には20人が参加しました。 「弾き合い会の目的は、たくさんあります。人前で演奏することと複数の講評を受けることが第一ですが、それ以外にも、他の人の演奏を聴くことに大きな意味があります。特に、人の演奏を聴いて感じたことと、私たち教え手側の講評を比較し、自分の演奏に対する見方や感じ... -
仕事始め
あけましておめでとうございます。昨年同様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 年末年始は、家の大掃除と大改造に明け暮れていました。現在レッスンをしている部屋は「食堂」なのですが、あまりよい環境とは言えません。物置と化していた部屋を片付けて、そこでレッスンができるようにという作業でした。久しぶりの力仕事で、少々グロッキー気味(苦笑)。 昨年もいろいろなことがありましたが、自分としては「自分のための」時間を少し取れたことが成果でした。それまで、公開講座や連載など、その向けの... -
モニターレッスン
今日は、サラサーテ誌のモニターに応募してくださった3人の方のレッスンをしました。お一方は、小田原からわざわざ来てくださった方です。どうもありがとうございました。 詳細は誌面に載ることになりますが、初めたばかり、8年目、20年来のベテラン、という、バランスの取れた組み合わせになりました。ところが・・お三方とも、半分以上が体の話になってしまいました。やはり、体の問題は大きいようです。 -
霊感商法まがいの接骨医の話と こわーいヴァイオリンの先生の話
最近相談にこられた方の「こわーい」話です。この方はまだ二十代前半。仮にNさんとしておきます。 ヴァイオリンを始めて半年ほどの方ですが、部屋に入ってきたのを見ただけで、体が歪んでいることがわかる状態でした。腰を見てみると、案の定、骨盤が極端にずれていて、非常に硬くなっている状態でした。「骨盤をきちんとした方がいいですね」という話をして、すごい話になりました。Nさん自身、体のあちこちに良くない状態を感じていて、ある接骨医にかかっているというのです。その接骨医では、「腰の状態がとん... -
子どもとのアンサンブル
23日にKEI先生の守谷教室の発表会があります。例によって、子どもたちとのアンサンブルに参加することになりました。KEI先生は、昔から生徒さんたちにできるだけ多くの体験をして音楽をもっと好きになってほしい、という意欲の強い方です。これまでも、オーケストラをバックにつけたり、アンサンブルをしたりという企画を実行してきました。ピアノの学習者は、なかなか他の楽器を一緒に演奏する機会に恵まれませんので、子どもの頃からこうした経験を積めることは、とても幸せなことだと思います。 私自身、子ども... -
名古屋の忘年会
名古屋のレッスンの後、一つ目のオーダーメイドの肩当ての最終調整をして、忘年会がありました。最初はどうなるかと思っていた名古屋のレッスンですが、一年続いて、完全に定着した感じがします。とても美味しいお酒を飲むことができました。 現在、名古屋のお弟子さんは6人(1人は3月までお休み)。抱えている悩みも進度もそれぞれですが、みなさん、仲良くレッスンを続けています。私も、みなさんの熱意と優しさに、どれほど勇気をいただいたでしょう。この分だと、とても気持ちよく続けられそうです。本当に... -
アズールの定員??
アズールですが、ここのところ立て続けに、ヴィオラとチェロの新入団員があり、6533という人数構成になりました。アズールは、全員に目が行き届くように、一列になって演奏する形にしてきましたが、そろそろ厳しくなってきました。トレーナーの私がひとりひとりの団員に目が届く人数としては、もうそろそろ限界です。メンバーが充実することはうれしいことですが、難しい面もあります。練習のクオリティを下げないために、なんらかの処置をとる必要があるかもしれません。 曲は、アイネ・クライネ・ナハトムジ... -
新しいお弟子さんたち
10日にHPを更新し、お弟子さんを少し増やそうかと考えていることを書きましたが、一週間で5人の方の問い合わせがありました。どうもありがとうございました。そのうち、とりあえず三人の方はレッスンをさせていただくことになりました。どのような形になるのか、もう少し時間をかけてみる必要がありますが、新しい「症例」を前に、私(たち)のスキルももっと上がるように努力したいと思います。 今日は、カルテットの練習もありました。曲はスメタナの「我が生涯」です。課題はたくさんありますが、構造的にはそ... -
サラサーテ
創刊号から関わっている「サラサーテ」誌が、本日発売号で10号になりました。創刊号からはスキルアップシリーズのスタートを担当させていただき、8号からは新連載を持たせていただいています。 創刊当初は、まだ方向性もハッキリしていない、何かバラバラなイメージだったのですが、ここ数回でぐっと「良い雑誌」になりつつあると思います。何しろ盛りだくさんなものですが、編集の皆さんがとても熱心で、次々と企画が出て来る状態。ページを増やしてくださいとお願いしても、全く通りません(苦笑)。体裁から記... -
オーダーメイドの肩当て
お願いしていたオーダーメイドの肩当ての試作品、原形が出来上がってきました。まだ木を削り終わっていないので大きいままですが、実験台として型取りをした生徒の体にはピッタリとフィット。負担が減ってかなり楽そうです。どうやら、うるさい注文に応えていただいた甲斐があったようで、ほっとしています。この後,私の生徒数人でさらに実際に制作していただき、良いものが安定して作られる目処がたてば、どこか(サラサーテ誌上など)でご案内したいと思っています。 -
いよいよグリーンの本番です
次の土曜日は、いよいよグリーンの本番です。アマチュア時代もそうでしたが、練習が始まる頃は「××回も練習があるのかぁ。長いなぁ」と思うものですが、直前になると「もう本番だぁ」という感じがします。もっと練習をしたかったこともあり、まだ不安なこともあります。とはいえ、皆さんには、できるだけ楽しく演奏していただきたいと思っています。 -
今年もあと一月
いよいよ今年もあとひと月になりました。いろいろなことがあった年ですが、とても幸せな一年だったと思います。仕事にも恵まれて、自分がやりたいこと、方向性が見えてきた年でもありました。体調がすぐれないことだけが気になりますが、検査の結果も問題ないので、気をつけて生活をすれば、良くなるでしょう。あさってはグリーンの演奏会です。悔いのないように頑張りたいと思います。 -
東京グリーン交響楽団演奏会
演奏会が終わりました。昨日の練習から、シベリウスの3楽章が不安定で気になっていたのですが、やはり、やや乱れの多い状態になってしまいました。しかし、その他のものは、本番のステージが一番良かったのではないでしょうか。最初にエキストラにきた時から比べると、明らかにオーケストラが変化を始めています。この変化の波を手放さないようにしてほしいと思っています。 -
アズールの定員
ヴァイオリンにお二人、見学の方がいらっしゃいました。現状ではほぼいっぱいで、正式には募集していません。以前にも書いた気がするのですが、要するに「私の目がひとりひとりに行き届く限界」に達していることが、メンバーを増やしたくない理由です。本当は、お入りになりたい方をお断りすることは良くないと思うのですが・・・難しい問題です。 問題はもう一つあります。これまで、ヴァイオリンで入団された方は、ほぼ例外なく私のレッスンを受けるようになってしまいました。もちろん、アズールに入る人が私の... -
体のこと
現在のお弟子さんの中で、体を痛めて来られた方と自覚がない状態で体を痛めていた方は、合わせて11名います。うち7名はほぼ解決しましたが、4名は現在体の使い方を改造中です。この比率(3割弱)が多いのか少ないのか、他の先生の生徒さんの状況を詳しく知らないので判然としませんが、いろいろと話を聞いていると、体を痛めてヴァイオリンをあきらめた人も少なくないようです。 今までの例だと、(体の状態が直って卒業した人も含めて)、専門家(主に整体)の診察を必要とした人も、体の使い方を調整すること... -
もうひとつ、こわーいお話
先週、ある方から「的矢の牡蠣」を送っていただきました。牡蠣は大好物。さっそく40個の殻を開け、酢ガキ、カクテル、カキフライ、焼きガキと牡蠣三昧。翌朝は、牡蠣ご飯。どれもとても美味しく、幸せな一日を過ごしました。ところが・・・・「おおあたりぃ!!!」 翌日の深夜から、どうも大変な騒ぎになりました。 牡蠣が「あたる」のは、「ノロウイルス」という細菌の仕業です。発症するのは概ね24時間から48時間後。アレルギーと異なるのは、すぐに症状が出ないことです。そして、発熱と消化器系のトラブルが... -
ショパンコンクールガラコンサート もうひとつついでに こわーい話
チケットをいただいたので、アズールの練習後、表題のコンサートをサントリーホールで聴きました。オーケストラ、指揮者共に、ショパンコンクール本選のままです(オーケストラはワルシャワ・フィル)。非常に興味深いものでした。出演者は4位になった日本人二人と、優勝したポーランド人。2、3位ではなく4位の日本人だったのは、日本で行うコンサートだからでしょう。恐ろしく強気の値段(S:12000)なのに、ほぼいっぱいです。日本人はショパンが好きなんですね。曲は全員、ショパンの1番。 一人目の日本人... -
テツラフのコンサート@トッパンホール
久しぶりに、テツラフの来日コンサートを聴きました。実は、テツラフは最初に来日した時から注目していた演奏家で、今回も楽しみにしていたものです。ヤナーチェク、バルトーク、ヤナーチェク(ピアノソロ)、バルトーク、という「滅多にない」プログラムでしたが、チケットは完売し、熱心な聴衆で満員になりました。「うるさがた」の音楽評論家もちらほら。 私がテツラフのコンサートに興味があるのは、テツラフがさまざまな工夫や考え方を見せてくれるからです。過去数回のコンサートでも、ボウイング(スラーの... -
全開宣言
三月以来、久しぶりに長い間調子が悪かったのですが、今週に入って完全に復活しました。発表会を控えた三月にダウンしてしまい、生徒やまわりの方々にたくさんのご迷惑をおかけしました。こんな形ですが、お詫びを申し上げます。 あと二週間を切った発表会ですが、ぎりぎりまで最大限の努力をするつもりです。生徒さんたちは、レッスンがドタキャンになったりしてもめげずに一生懸命練習してくれているので心配はしていないのですが、私自身の演奏は・・・ 今年は、例年に増して、練習する時間がありません。負担... -
防音スタジオ
4月から私の住んでいる地区の公共施設の使用方法が変わり、閉鎖されたところもあることは、以前に日記に書きました。予想以上に問題が出てきたので、5月からレッスンなどのスペースに使うために、スタジオを借りることにしました。現在、防音工事の見積もりをしていただいているところですが、何とかなりそうな様子です。夜のレッスンの時間が足りなくて困っていたのですが、それも解決するはずです。 実は、4月に入ってから本格的に防音ルームを探していました。音大生向けのワンルームマンションなどでレッス... -
発表会集中練習
毎年恒例の、直前練習のラッシュが始まりました。今日は、通常のレッスンに加えて、チェンバロ合わせ、アズールの練習と、アシスタントのアンサンブルが同時並行です。アズールの練習は、コントラバスが入っていよいよ本番モード。エルガーにコントラバスが入るとどうなるかは、だいたい想定していましたが、大山さんの子守歌の弦楽合奏バージョンは、また違った趣になりました。 今年は、6日が発表会当日で、3、4、5と連日、近くの公共施設を借り切って集中練習があります。毎年のことですが、なかなかハード... -
06年度発表会を終えて
昨日、発表会が終わりました。全体としては成功だったと思います。 今年は、いろいろなハプニングがありました。3月に私自身が不調になったのを始めとして、ピアノとの出演者だけが直前に減ってしまい、ピアニストが交代するというアクシデントがありました。また、楽器が壊れてしまった人も。にもかかわらず、出演した皆さんにとって、とても貴重な体験になったであろうと、満足しています。もちろん、緊張してリハより出来が悪かった方もいますが、それは、ある意味で当然のこと。こうした体験を続けていくこと... -
新スタジオ
新しいレッスン場所の防音工事が完成、荷物の運び込みが終了しました。スペース的には、12畳ほどと物置です。まだまったく片付いていないのですが、快適な空間になりそうです。本当は、アップライトのピアノを入れたいのですが、経済的事情が(苦笑)。後ろの時間を気にしなくてすむようになるので、夜の時間にかなり余裕ができそうです。専用のスタジオができて、なんとなく嬉しい気分。場所は、駒込駅の近くで、ほとんどの生徒さんにとって、ちょっぴり便利になると思います -
カザルスホールで
急に飛び込んできた話なのですが、カルテットでのお座敷がかかりました。シンポジウムの開会と休憩時での演奏です。平日なので、環SQそのものでは出演できず、ヴィオラとチェロを交代してモーツァルトを2曲(14番、19番)演奏しました。カザルスホールでの演奏ということで、ちょっぴり楽しみでした。 主婦の友社がカザルスホールを手放すとき、ホールがどうなるか、とても心配していた方も多いと思います。当初は取り壊すという話だったのですが、一応、器は残りました。アマチュア室内楽フェスティバルやヴィオ... -
新しいスタジオでのレッスン
新しいスタジオでレッスンを始めて、二週間が経ちました。まだ、楽譜の整理も全く終わらず、必要なものも揃っていないのですが、快適にレッスンをしています。私の側での変化は、主に二つ。ひとつは、生活スペースと仕事場が完全に分離したこと。もうひとつは、夜の時間を気にしなくて良くなったこと。 後者は、予想されていたことですが、後を気にせずレッスンができることが精神的にとても楽になりました。今までは、時間内に終わるように、場合によっては、言わなければならないことを若干はしょったり、最後ま...