93_音楽的主張– tax –
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レッスン料の払い方と口のきき方?…先生と生徒のやりとり、ひとつ、ふたつ
以前サラサーテに、「先生にレッスン料を尋ねることができるか?」ということを書いたことがある。私としては、レッスン料を尋ねられることは当然だと思っているし、抵抗はない。しかし音楽の世界では、レッスン料を尋ねることが失礼だと考えられてきたし、今でもその意識は根強い。このことについては今回は書かないが、最近の私と生徒のやりとりから、先生と生徒の関係を考えてみたい。 まず、非常に外形的なことから取り上げてみよう。一つは「レッスン料の払い方」である。 「そんなの、決まってるじゃん、封... -
先生は偉いか???
私は「先生」と呼ばれることが好きではない。子どもたちを「教えて」いたころから、極力「先生」とは呼ばないようにお願いしてきた。理由は・・・とにかく嫌だったんだろうと思う。 こんなことを仕事にしていると、初めての人たちはどうしても「先生」と呼ぶものだとおもっていらっしゃるようだ。それがもちろん、礼儀として正しいことなのだろう。だが、一つだけどうしても気にくわないことがある。「先生と呼ばれる人が言ったことは、呼ばれない人が言ったこととは価値が違う」という意識がバシバシ感じられるこ... -
春爛漫コンサートと演奏家としての自分
昨日、茨城県守谷市の茶房「かやの木」で行なわれた、春爛漫コンサートに出演しました。友人のピアノの先生、KEIさんが、地元の声楽家やピアノの先生とともに行なっているコンサートで、今年で3回目になります。私自身は、去年に続いて二度目の出演。演奏したものは、サラサーテ「マラゲーニャ」マスネ「タイスの瞑想曲」サン・サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」、それに、クライスラーの「愛の喜び」「愛の悲しみ」「美しきロスマリン」の6曲。 プログラムはピアニストが選んだのですが、実は、今回の... -
レコード嫌い
これまた過激な題名です(^ ^;; その昔(1994年ごろ)、ある音楽仲間とやりあった時に書いたものにちょっと手を加えました。 ◎ 私はレコードを聴かない 私は、ほとんどレコード(今やCDですが)を聴きません。もちろん、何十枚かのCDと恐らく400枚近いレコード、数百本のカセットテープ(もうだめになっているでしょうね)を「所有」していますが。中高生のころ、私は熱心なリスナーでもありました。毎日、FMファンをチェックして、エアチェックをし、レコード芸術を読んではレコードをあさっていまし... -
音楽評論家について
これまた過激な題名ですが・・・これも、以前(1992年)書いたものです。内容に異論のある方も多いでしょうが(^ ^;; また、最近では評論家の質も変わってきているようですね。 ◎ 音楽評論家の害毒 私は、音楽評論家と言われる人たちが嫌いです。中には、少々評価している人もいるにはいるのですが。評論家を嫌いになったのには、多くの理由があります。 理由 その1)権威のような振りをして、純真な音楽愛好家を弄んでいる 私は、高校生の頃、熱心なリスナーでした。毎日のようにエアチェック(こんな言葉、知... -
アマオケの演奏会の料金
1987年に書いたものです。 ずいぶん前のものですが、アマオケにおけるチケット料の現状はほとんど変わっていません。ちょっと過激な内容と感じる人もいるかも知れませんね。^^;) ============================ この頃、 とあるアマチュアオケのトレーナーをしていました。トレーナーといっても、別 にトレーナー代をもらっていたわけではないのですが・・・ そのオケは、はっきりいって箸にも棒にもかからない、という感じのオケでした。私がトレーナーになる3年前に演奏会をちらっとみたのですが、ビオラ... -
音楽は料理だ!
これは、あっちこっちで書いたり言ったりしてきたことです。私の人生で大切なこと、「音楽」と「料理」。言い換えると、「演奏すること・聴くこと」と「料理すること・食べること」ですね。 昔から、音楽家には美食家が多いといわれてきました。美食で寿命を縮めたと思われる演奏家もたくさんいますし、私の身の回りのプロの演奏家も、食べることが趣味、という人がとてもたくさんいます。 私流に言えば、「人生のもっとも楽しいことの一つである音楽を職業にしてしまった人は、もう一つの楽しいことである、食べ... -
インテンポとメトロノーム
テンポを安定させるために、メトロノームで練習することは役に立つか、というのがもともとの命題です。メトロノームで練習することの意味や、インテンポって何だ?ということを何回か書いたのですが、それをリメイクしました。 インテンポとメトロノーム メトロノームを使って練習をするか、というと、私はめったにやりません。なぜなら、メトロノームを使って練習しても、テンポが直ちに安定するようにはならないと思っていることが一つ、「音楽的なインテンポ」を殺してしまうような気がするのが一つ、です。 「... -
音程の良いピアノ
音程の良いピアノ、といっても、調律の話ではありません。私たちは、ピアノもヴァイオリンも一応弾くのですが、ピアノの音程がとっても気になってきました。 ご存じのように、ピアノは平均律に調律されます。ですから、例えば長三和音なんかを無神経にたたくと、とっても汚い音がします。また、スケールだって、あんまり気持ちが良くない。ピアノだけを弾いているとあまり認識しないことが多いのですが、弦楽器と一緒に演奏すると、てきめん、音程の悪さが気になります。 このことは、長い間、私にとっては「解決... -
音楽の価値?
また、大上段に振りかぶったようなタイトルですが・・・中身はあまり大したことありません(^ ^;; 以前(1993年)、あるアマチュアオケで書いた雑文です。 ◎ 音楽の意味と価値 私たちは、なぜ音楽をするのでしょう。せっかくの休みに、わざわざ遠くから(の人もいますよね)集まってオケをやる。そのために、家庭内不和を起こしている人もいるかもしれませんし、 仕事に支障を来している人もいるかもしれません。それでいて、できあがった結果は、人様に胸を張ってお聴かせできるような代物か、というと、は...
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